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妹がフラワーセラピーの教室で作成した花です 妹は、昨年の冬から、入院する10月まで、 フラワーセラピーの教室に通っていました。 以前から興味があったようでしたが、 大分ではフラワーセラピーの教室は今まで無く、 新聞で募集の記事が載ったのを見て、相談がありました。 お昼休みに、私の勤め先の近くのファミレスで食事をしながら、 「姉ちゃん、フラワーセラピーを習いに行きたいんやけど・・・」 「行きたいんなら、行けばいいやん。」 「月謝が高いんやぁ」 「ダンナさんは何て言ってるの?」 「行きよ、っち」 「ならいいやん。 高くても、行きたい時に行ってた方がいいよ」 「そうよな。じゃあ、帰りに申込んで帰ろう~」 と、少し迷っていたみたいだけど、 私が勧めると、喜んで、教室に通い出しました。 ちょうど1年が過ぎ、10月の検診の日。 検診の日には必ず妹から連絡が入っていました。 「今日は検診の日だから、ランチしよう」と。 食べながら、妹が言いました。 「今日の検診で、がん細胞の数値がいつもの倍あったんや」 「え・・・」 「この前、風邪ひいて熱が出たけんかなぁ」 「きっとそうやわ。体調が悪かったんよ」 と、言いながら、私も不安でした。 妹はもっと不安だったと思います。 その時に、フラワーセラピーの教室が終了して、 3級セラピストの資格が取れるけど、登録にお金がかかるので、 どうしようかな、と話していました。 昨日、妹の写真を妹のパソコンから少しだけもらって帰りました。 その時に、自分が作った花を毎回写真に撮り、 とても楽しみにしていたのを知りました。 葬儀のその日に、一緒に教室に通っていた方が、 妹のフラワーセラピー3級の認定書を持って来てくれ、 それも棺に一緒に納めました。 「やっぱり、習いに行ってよかったやろ」 って妹に言いたい気持ちです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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