カテゴリ:Book
今日は、会社帰りに、久しぶりに「紀伊国屋」へ直行。 気持ちと、時間に、ゆとりのある時でないと、なかなか本屋へも行けないものです。 広い店内をぐるりと回っていたら、ふと目に止まったのが、 『雲の上の瞳へ―26才で逝った娘に贈る詩 』(単行本) 安東 房吉 (著) なんとなく、ひかれるものがあって手に取りました。 ------------------------------------ 瞳よ 目の澄んだ 心の清らかな 人間になっておくれ 瞳よ 笑顔のきれいな やさしい 人間になっておくれ 16歳で肺ガンが発見され、23歳で再発、26歳という若さで逝った娘への思いを胸に、父が刻んだ鎮魂の詩。 ----------------------------本の紹介より 26歳という若さで亡くなった娘さんへ贈る、父の詩集でした。 16歳で肺ガンを発病というのは、大分では、最年少ということです。 昨年の秋頃には、この本が、地元新聞でも取り上げられたようですが、 その頃、私は、ゆとりがなく、新聞もニュースもほとんど見ていませんでした。 愛する者を亡くした悲しみは、消えることなく、何度も何度も訪れます。 本屋の中で涙を流しそうになりながら、また、私も思い出してしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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