毎日がSpecial♪

今朝、テレビを見ていたら、とても気になったニュースがあった。
それは、西武の裏金問題。
現役野球部員への金銭授受が明らかになって、
早大の清水勝仁選手の記者会見が放映されていた。
発覚当初は、自分は知らなかった事だと言っていたが、
西武関係者からの隠ぺいの指示に従ってしまったと。
でも、「自分を助けてくれようとする人に、うそをつくことが耐え切れなかった」良心の呵責（かしゃく）に耐えられなくなったと話していた。
会見に同席し、深々と頭を下げた清水選手には退部処分が科された。
彼の、会見を見ていて、本当に心が痛くなった。

大学３年生といえば、わが家の次男と同じである。
次男もずっと野球をしているが、野球が好きで将来も野球で活躍したいと思っている少年は、何千人も何万人もいると思う。
甲子園で活躍し、これから有望な選手ならば、誘惑も多いだろうと思う。
高校生の時に勧誘されたようだが、高校生と言えばまだ子供だ。
高校の先生や親に言われれば、そんなに悪いことだとは思えないだろうし、従ってしまうだろう。
また、地方から東京の大学に進学し、スポーツを続けるのにお金がかかる。
大学に入学と同時に金品を与えられて、親に迷惑をかけたくないと思うのもうなづける。
近頃の子供は･･･と言うが、子供は子供で結構、親のふところ具合を気にしてくれている。

そんなことを考えながら、彼の将来を考えた。
「将来ある若者に対して配慮がほしかった」と川口部長は語ったというが、もしかしたら、将来プロで活躍するかもしれない選手を一人つぶしてしまった西部の･･･と言うより、日本のプロ野球の体質に憤りを感じた。