テーマ:最近観た映画。(40141)
カテゴリ:映画
たぶん2年くらい前だったと思うけど、三男が、
「おかあ“東京タワー”が読みたい」と言った。 「“東京タワー”って?」 「リリーさんが書いた本」 「りりーさんて誰?」 「・・・・」 なんだかよく分からないけど、 マンガしか読まない三男が読みたいと言うんなら買ってみよう。 “東京タワー”を読みながら、ぼろぼろ泣いた。 子供を思う気持ちは、誰も同じだと思った。 東京で大学に通っていた長男の事を思った。 そして、抗癌剤に苦しむ“おかん”の姿は、 6年前抗癌剤治療で苦しんだ妹の姿にダブった。 そして、妹にも、 「この本すごくよかったよ」と、 “東京タワー”を貸した。 去年、妹が亡くなる直前まで、 「姉ちゃん、あの本よかったなぁ~」と、 いつでもオーバーに表現する妹が、 特にオーバーに感動した本。 その本の映画化。 “東京タワー-オカンとボク、時々、オトン” いくら泣いてもいいように、一人で見に行った。 すごくいい出来栄えだった。 原作に忠実に、でも、 本の中では想像だった、筑豊の風景、 東京の街並みが現実に映し出され、 「あ~ぁ、こんなんだったんだ」と思った。 オダギリジョーのボク、樹木希林のオカン、 小林薫のオトン・・・イメージ通りだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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