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昨日、もう、何年も前から行きたくてたまらなかった、 寂庵の「法話の会」に行ってきました。 寂庵と言うのはご存知の人も多いと思いますが、 京都の嵯峨嵐山にある、瀬戸内寂聴氏の庵です。 もう、30年くらい前から好きな作家で、 著書も数多く読んでいますが、 著書だけでなく寂聴氏の人間性に魅力があります。 初めて見た寂聴氏は、小柄だけど色艶もよく、 きさくなおばあちゃんと言う感じでした。 でも、思ってることをずばずば言い、気取らず、 自分の著書をPRする。 明るくて、常に前向きでくよくよしない。 慈悲の気持ちがあるから、イヤミもないんだと思います。 法話の会は楽しく和やかで、あっと言う間の1時間でした。 その後の質疑応答では、何人かの方が身の上の相談をし、 聞いていて、私は、涙が止まりませんでした。 それは、やはり去年亡くなった妹のことを 思い出して仕方ないからですが、 この「法話の会」に参加したいと思う人は誰も皆、 心に重くて深い悲しみを持っているんだと実感しました。 だからこそ、何かに助けを求めたくて、 昨日も遠くは鹿児島から、北海道まで、 200人の人が寂聴氏の法話を聞きに来る。 毎回遠くからいらっしゃるそうです。 最近は特に希望者が多くて、 毎回1200通以上の応募があるそうです。 それなのに、法話を聞きに行けたことに、 すごく感謝しました。 去年、「来年は一緒に京都に行こうよ」と言ってた妹と、 法話を聞きに行きたかったなぁ。 折角の機会なので、一人で京都観光をして来ました。 修学旅行生が多かったけど、よかったよ~。 写真がうまく撮れてたらいいなぁ。 今度、UPしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.24 08:54:28
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