テーマ:お勧めの本(7407)
カテゴリ:Book
先週、本岡 典子著“魂萌えの女たち”を読んで、
昨日から桐野夏生著“魂萌え”を読んでいるところ。 似たような題名ではあるが、 “魂萌え!の女たち”は、副題に -祝祭の季節を生きる-とある。 著者が実際に会って話を聞いた女性たちの生き方と、 更年期を付き合っていく、対処法を詳しく書いてあり、 これから更年期を迎える、あるいは、 更年期前後の女性に元気を与える内容で、 間もなく、自分もそうなるであろうと思っている私には、 とても勉強になる本だった。 “魂萌え”は今年の始めに、映画を見に行ったので、 内容はほぼ分っていたが、原作を読みたくて、 読み出したら映画より面白いので、夜中の2時になってしまい、 翌日のことを考えて、半分で止めておいた。 突然、夫を亡くした59歳の主婦の立場から書かれ、 女性の心理が本当によく表現されている。 主人公の敏子を取り巻く人間の利害的な立場と感情が、 ストレートに描写されていてな~るほどと思えるし、 敏子と愛人の昭子との対決は、妻の立場と愛人の立場 双方に言い分や感情がよく伝わってくる。 これからの自分の人生がどうなるのかという不安を感じながら、 今夜も楽しみに読みます。 特に女性の方にお勧めの本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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