カテゴリ:☆☆★☆☆
叔母が亡くなり、通夜、葬式に参列し、
最後のお別れをしてきた。 30年前に亡くなった私の父の弟の奥さんにあたる。 だから、直接血縁関係があるわけではないが、 大柄でおおらかなおばちゃんで、 子供の頃は遊びに行ったりしていたが、 声が大きくて、いつもにこにこと明るい姿しか思い浮かばない。 父の弟は父より早く亡くなったので、 叔母は33年以上前から未亡人だった。 長男夫婦と住んでいたが、 お嫁さんとは折り合いが悪かったようだ。 叔母には、喪主の長男の上に私より3歳上の娘がいて、 子供の頃はよくお下がりなんかももらっていた。 そのいとこの彼女とも、30年振りで会った。 彼女は関東の方へ嫁いでいて、85歳になるお姑さんがうるさくて、 大分へもなかなか戻ってこれないようだ。 その上、7年ほど前に、彼女の夫が倒れ、半身不随になったので、 彼女は仕事も辞め、今は家で夫の介護をしているとのこと。 母親の葬式にも、夫を看てくれる人を探して頼んで来たので、 通夜には間に合わず、葬式の次の日には帰ると言う。 30年振りで会った彼女は、昔の面影そのままだったけど、 亡くなった叔母ちゃんに似てきていて、 そして、とてもやせていた。 久しぶりに親戚に会えた彼女は、不謹慎かもしれないが、 「帰ってきてよかった」と、とても喜んでいた。 こんなことでもなければ、なかなか顔を合わせない親戚も多い。 私は妹の葬儀の時以来、久しぶりに顔を合わせる親戚に、 「妹の時にはお世話になりました」と挨拶をした。 一人暮らしをしている腰の曲がった伯母ちゃんや、 仕事をリタイヤして夫婦で老後を過ごしているいとこ、 病気で足を悪くし杖をついて来たいとこ。 日頃は行き来のない親戚の人達が、 今度会う時まで息災でいますようにと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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