同名タイトル日記はじめての入院が、以前もありましたが、9月中旬、今度は下の子が入院してしまいました。

　熱が出て、保育園を休んでいたのですが、どうも40度近い高熱が続くので、３日目ぐらいに、血液検査をしました。すると、RSウイルスというものだとわかりました。小さな子供が、よくかかるウイルスらしいのですが、肺炎を併発する恐れがあるらしいです。

　その後も数日保育園を休み、熱が３７度くらいになり、機嫌もよく、これで月曜日からは、大丈夫だろうなと思っていた土曜日・・・
　急にコンコンと咳をするようになりました。横になることもできないくらいで、食事用のいすに座って、そのまま寝るしかないくらいでした。これは肺炎だろうなと思い、救急病院に連れて行くこととなりました。
　この病院が、２年前、長男が入院した病院だったので、連れていく時点から、入院の覚悟はしていました。いつも通院している小児科なら自宅療養だったでしょう。

　前回と大きく違う点がありました。それは、長男がいること。そして、私の昼間のスケジュールが、埋まっていたことでした。
　そこで、今回は私の両親にも頼ることになりました。私たち夫婦が、病院に付き添いができない、昼間の時間帯、母に手伝ってもらうことになりました。また、長男は私の実家に帰り、おばあちゃんと寝ることにしました。母には、フル稼働で、働いてもらい、本当に感謝をしています。

　また、前回は大部屋だったので、私が、レストラン勤務を終えて、夜中に病院へ泊まりに行き、嫁と交代していたのですが、今回は、なんと二人部屋。もう1人の子の付き添いは、若いお母さん！流石に、男性と密室で一夜を共に過ごす（？）のは嫌だろうという家族会議の元、付き添いで泊まるのは、嫁と母がしてくれることになりました。最終的には4人部屋に移ったので、それからは私も付き添いで泊まりましたが、本当に最後の1，2日のことでした。

　一方、長男ですが、最初の日は、寝る前、おばあちゃんに本を読んでもらっているまでは良かったのですが、いざ電気を消すと
「お母さんは～？お父さんは～？」
と、ベソをかいて
「さみしい」
と泣いてしまったようです。

　私が夜中帰ってきて、長男といっしょに寝ていても、急に泣き出し、
「お母さんは～？」
と、寝ぼけながらもベソをかいていました。私が
「明日いっしょに病院に行ってみようね。」
と言っても、
「行かない！」
といって泣く始末。そのままトントンしていると、再び眠りにつきましたが、寂しい思いをしているのがよく分かりました。

　翌朝、嫁に電話をし、長男と電話をかわりました。簡単な会話なら、電話できるようになった長男、少し話をして、その日は病院にお見舞いに。
　その夜、前日同様、おばあちゃんと寝ていると、やっぱり電気を消す時に、ベソをかいたらしいです。
「お母さん何時に帰ってくる？」
と、おばあちゃんに聞く長男。おばあちゃんが、
「帰ってこられないのよ、病院で付き添いしてるから。」
というと、半べそに、そして長男が言った言葉は、
「お母さんに電話する！」
らしいです。朝電話したのを思い出したのでしょうね。

「じゃあ、電話してみよう」
と言っておばあちゃんは、お母さんに電話をかけます。そして、長男に代わります。長男はまた、
「お母さん何時に帰ってくる？」
と嫁に聞きます。嫁は付き添いで帰れないと言うと
「なんで？」
と。そこで、下の子が病気していること、ひとりでは泊まれないこと、などなど丁寧に説明します。その説明を「うん」「うん」と返事をしながら聞く長男。そして最後に、
「うん・・・僕がんばる。。。」
と言ったらしいです。
その言葉に、嫁の方が、泣いてしまい、ありがとうね。お母さんもがんばるねと言ったそうです。

　次の日の夜からは、
「お父さん何時に帰ってくる？」
に変わったらしく、お母さんのことは我慢していたようです。
その次くらいからでしょうか、本当にがんばって、ベソをかくこともなく、おばあちゃんとすんなり寝てくれたようです。
　入院期間中、何度か母が付き添いをかわってくれた日があったので、長男はお母さんと寝ることができたり、私を含め３人で、私たちの家に戻って寝ることができた日もありました。

　今回の入院は前回の長男同様、２週間弱にわたったのですが、前回より大変な入院生活となりました。私も「疲れたなぁ」と思っていたのですが、これを書いていると・・・私は前回より何もしていないですね＾＾；

　寂しいのに頑張ってくれた長男、決していい環境ではない病室で、一番長い時間付き添ってくれた母、仕事と病院の往復で、疲れたであろう嫁、もちろん他にもいろいろ気にかけてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

　今は無事、退院をしておてんば娘が帰ってきました。そのやんちゃぶりに、もしかしたら入院の日々以上に、疲れるかもしれない毎日を過ごせています（笑）。



←良い思い出ですね！！


日本初入荷のニュイ・サン・ジョルジュ老舗ドメーヌ!!ドメーヌ・ダニエル・リオンニュイ・サン・ジョルジュ“レ・グランド・ヴィーニュ”［2006］

　この入院期間中、試飲会に参加させていただいたのですが、疲れからか、少し試飲するだけで、酔ってしまいました。酔っ払いになったわけではないですが、味覚が酔ってしまい、体が重く、若干の頭痛。まぁ、酔った状態ですね（笑）。
　せっかくの試飲会でしたが、消化不良となりました。

　そんな中でも、最初のうちに試飲した中にあった魅力的な商品がこのワインです。赤い果実の香りとミネラルのバランス良く、ほのかにチョコの風味、タンニンと酸のバランスも良く、上質なブルゴーニュのワインです。