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テーマ:トリノ オリンピック(361)
カテゴリ:イタリアの「食」・旨い話
トリノオリンピック開会式真っ最中ですが
テレビ中継からイタリア人の激しく下手くそな英語が聞こえる度 飲んでいるお茶を吹き出しそうになっているDeliziaです。 「レディース アンド ジェントルメン!」 りきみながら怒鳴る女性。 世界中で放映されるであろうこの開会式でなぜ ネイティヴ並みの英語を喋れる女の子ひとり選抜できなかったものか謎であります。 そして選手入場の行進曲の選曲ですが...今、YONG MANかかっていたの気のせいですか? なんとも田舎臭さ漂い突っ込みどころ満載でございます。 イタリア時間の夕方、日本の家族と喋っていたのですが 日本のテレビでは「オリンピック開会式まであと3時間!!」とか なんだかワクワクするような報道がされているようなのに ご当地イタリアでの報道は「なんかトリノでやるみたいよ~」くらいのノリで 本当に始まるのか??ってカンジでした。 が、始まってみたらTVのCMが突然オリンピックバージョンに変わった様子。 変化はそれくらいかな...。 全くオリンピックとは無縁な私ですが、昨年11月頃ちょっと用事があって通っていた料理学校に顔を出したところ 事務員さんと話していたら 「キミ、オリンピック会場管理者からコックの求人が来ているけど行かない?」 なんて言われたことがありましたっけ。 募集要項のFAXに目を通してみると、開催期間中の関連レストランや食堂に臨時配属されるとのこと。 ちょっと興味はありましたが、夫をおいては行けないしねぇ...。 と、他の募集職種を見ると夫の職種も発見。 家に帰って「開催期間中だけ二人揃ってトリノ滞在なんてどう?」 と聞いてみると「これ以上寒いところに連れていかないでぇ~」とのこと。 なにせアフリカ出身なのでね。 さてさて、オリンピック話は「熱い日本の報道」にお任せして 最近食べておいしかったパスタ3種をお届けします。 ずいぶん前にトスカーナを周遊してきた友人から戴いたピチの乾麺。 ピチは直径5ミリ程の麺で噛むほどに味わい深いトスカーナのパスタです。 が、そのパッケージに印字されてある「茹で時間23分」の文字にビビり いつかゆっくりと時間のある日に大事に食べようとお蔵入となっていたものです。 トマトソースをたっぷり作った日曜日、とうとう茹で時間23分に挑戦してみましたよ。 見た目はうどんのような太麺のピチの歯ごたえはモッチモチで シンプルなトマトソースがよく合っておいすぃ~。 23分の茹で時間を経てもここまでコシがあるとは! 手打ちパスタもいいけれど、乾麺もかなりの美味しさでした。 買ってきていただいたお友達に感謝!! ★トマトソースの作り方★ たっぷり作って保存しておきます。 <材料> トマトホール缶 800g(手で潰しておく) 玉葱 小1個 (櫛形切り) セロリ 15cm程(薄切り) 人参 10cm程(薄切り) ニンニク 2かけ(包丁の腹で潰す) オリーブオイル 大さじ4杯 塩少々 お好みで <作り方> 1.鍋かフライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを入れて香りを出す。 2.他の野菜も入れて炒める。ニンニクは十分香りが出たら焦げる前に取り出す。 野菜は少々焦げ色がつく程によく炒める。 3.手で潰しておいたトマトを入れ30分ほど煮込む。 (ここで塩味を付けたい場合は入れる) 4.Passatuttoという漉し器にかけるか、バーミックスをかけてなめらかにする。 ☆私は通常ソースの時点では塩を入れません。オイルも少なめです。 ハイ、次。 普通のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノベースのブロッコリーのペンネ。 これに、いつもとは気分を変えてボッタルガをかけてみた。 ら、ギュッてコブシを握ってしまうくらい美味しかった...。 以上。 最後はアルモニケという変わった形のショートパスタで たっぷりトマトーソースを絡めながらのプッタネスカ。 プッタネスカのようにアンチョビ・オリーブ・ケッパーなど塩気のきつい素材を加える時のために、上記のトマトソース作りの時点で塩を入れないようにしています。 このパスタ、スパゲッティの2倍くらいソースの絡みが良いので たっぷりソースを味わいたい時に是非どうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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