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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:イタリアの「食」・旨い話
先日、久しぶりにお家で手作りピッツァを作りました。
私の勝手な妄想で、ピッツァナポレターナのようなものをイメージしながら焼いたら イメージとは程遠い、サックリピッツァが焼き上がって それはそれで美味しかったのですがちょっとガッカリ。 生地の仕込みから「焼き」に入るまでの時間と 一枚焼けたら味見して、あくせくと2枚目の焼きに入るというせわしなさに疲れ 挙句の果てにイメージと違うものを齧るというなんとも厳しい現実。 それをピッツァのエキスパートに愚痴ると ピッツァナポレターナは家庭用オーブンでは火力が足りなくて 「ほぼ無理」とのアドヴァイスをいただき納得。 開き直ったDelizia。 もう、これは、食べに行けってことよね。 そうよ、お店で5ユーロも払えば あの手間隙&撃沈を味わうことなく最高の満足を手に入れることが出来るのよ。 で、イメージ通りのブツにありついた瞬間。 コレよコレ。 コレが食べたかったのよ。 プロの手によるマルゲリータ。 生地はモッチモチ。 噛みしめればお口いっぱいに生地の旨みがひろがります。 そして、ここでのトマトは 「旨み調味料ブチ込んでいるんじゃないの~?」ってくらい 何故か、ただならぬ旨み成分を感じさせてくれるのです。 これも高温の釜が成せる神秘か? それともピッツァ職人だからこそ成せる技か? もう、唸るしかないDeliziaでありました。 家庭で作って楽しくて美味しいものは沢山あるけれど ピッツァ・ナポレターナだけはプロにお任せすることにします。 次回はピッツァのエキスパートから伝授していただいた 「家庭でも美味しく出来るレシピ」ってので お家ピッツァに挑戦してみようと思います。 ピッツァやパンなど、発酵をともなう食品と戯れていると 繊細な「食の化学」をひしひしと感じる今日この頃です。 使用する粉から始まって、その日の気温、湿度、作り手の力量から 発酵時間、発酵具合、オーブンの状態によって 一度たりとも同じものが出来ない面白さがあります。 最近の朝ごパン。 アップルロール。 日本ではアイシングがかけられて売っていますよね。 それも懐かしかったけど、アイシングかける間も惜しんで食べてしまいました。 バタール。 寒い日に作ったら、発酵にかなり時間がかかってしまったけど イタリアでは手に入らないモッチモチの生地に仕上がりました。 まだまだ修行が必要なクープの切れ込み具合、難しい...。 シナモンロールは写真撮る間もなく完食。 イタリアでなかなか見かけない日本の菓子パン系は 作って楽しい、食べて美味しい、嬉しい一品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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