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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:イタリア生活
日本で1ヶ月弱もぬくぬくしてきたDelizia、
イタリアに帰ってきて何が辛いって 縮み上がるほど冷たい朝の便座...。 あぁ、懐かしき温かな便座よ。 立ち上がると5秒後に自動で流れるお水よ。 日本人の友人で便座カバーを付けている人もいる。 なかでも笑えたのはY女史邸のイタリアサイズの、ちとデカイ便座に パッツンパッツンに引き伸ばされてなんとか装着されていた便座カバー。 でも我が家では便座カバーをつけるつもりはない。 日本から帰ってきてすぐが辛いだけで、そのうち慣れてしまうものだから...。 ところで、イタリアの公共のトイレには便座がない場合が多い。 なぜ便座がないのかは、私が生まれて初めてイタリアを旅した時からの疑問。 何人ものイタリア人に「なんで?なんで?」と聞いたけど 「あれはねぇ、盗まれちゃうんだよ。」 とみんな言う。 確かに便座が設置されていたらしき穴はあるのだ。 でも便座がない。 たまに破壊されて後ろに落ちている便座もある。 こうやって暴力沙汰によって破壊され、その後オーナーが懲りて設置しないのならわかるけど イタリア人の言う「盗む」人っていったいどういう人なんだ? うほほぉ~いと便座をお家に持ち帰ってありがたく設置するのか?それは謎。 そんなこんなで、公共のトイレでは便座に座るどころか、空気椅子状態じゃ。 ところ変わってモロッコではステキなホテルを除いては ほぼ和式と同じしゃがむタイプでトイレットペーパーが設置されていないところが多い。 紙が置いてあればラッキーで、大抵水道の下に小さな洗面器かバケツ状のものが置いてある。 それでお尻を洗うのだ~。 お尻を洗うだけでなく、水もそのバケツを使って流さなければいけない場合もある。 イスラム教徒は排便後、きれいに洗わないとお祈りできないので みなさんきちんと公衆便所でも洗うのだ。 イタリアでいうビデですな。 でも紙が置いてなかったらどうやって乾かすの? って夫に聞いたら、 「夏はそりゃ自然乾燥さぁ。カラッカラのいい天気だからね。」 だって。 ジュラバ着ていればすぐ乾くのか...。 でも冬のモロッコは寒いよね...。 夫は大抵ティッシュを持ち歩いているそうだ。 地元民は良い。 でも初モロッコの時の私には、みんながお尻を洗っているらしい 水道の下においてある小さなバケツを使うのにどうにも抵抗があって ポケットティッシュを必ず持参していた。 今回の帰国で利用したエールフランス便、 行きはみんなお疲れで寝ている人ばかりだったけれど パリ行きの便では、私が子連れだったこともあって、いろんな人に話しかけられた。 みんなウキウキで、話を聞いてみると、どうやらモロッコに行くツアーの御一行らしい。 彼らは初めてのモロッコを楽しめただろうか?? モロッコのトイレの話まではできなかったけれど ああいうのは自分で見てハッとしたほうが面白いので 是非是非自らショックを受けてきてほしい...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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