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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:イタリア生活
料理学校時代の仲間とフェスタを企画。
久しぶりに懐かしいみんなと持ち寄りランチとなった。 きっかけはカレッジ大学病院の産科のセミナー。 私の先生(病院栄養士)が妊婦の食事のセミナーを開催する日に 興味があるならいらっしゃい、と誘っていただき行ってみた。 私はもう妊婦の時期は過ぎてしまったのだけど、 「妊娠・授乳中の食生活」って内容の試験を控えてたので勉強になるから...。 と思って妊婦さんに囲まれて先生がくるのを待っていると...。 そこに入ってきた一人の女性はどうも見覚えがある。 Mちゃんだ!料理学校で一緒に勉強したMちゃんだ! 「キャー、久しぶり~、お腹こんなに大きいの?おめでと~☆」 なんて嬉しい偶然! 「Delizia、あなたも妊娠してるの?」 いや、もう一人産んじゃった。 「え?」 「大学の先生がお話するから聞きに来たんだ。」 ってことで話に花が咲き... 近いうちにまたみんなで集まりましょ。ってことになって トントン拍子でMちゃん宅でのフェスタに決定したのだ。 その彼女のお家がね~、 ス、ス、ス、ステキだったんですよぉ。 まさにトスカーナの田舎家でね。 みんなで車で向かう時から風景はもう映画のワンシーンのよう。 着いてみると、もう感動のため息の嵐。 ここはMちゃん彼のお家で、Mちゃんは1ヶ月前から同居を始めたそう。 彼のセンスほとばしるこのどこをとっても絵になるお家をご覧ください。 何箇所も入り口がある複雑な造り。これは入り口のひとつ。 普段はここから入る。 ここで肉焼けます。 雑然としていてもステキ。 なんでこうできるんだろう。 チリリリリーンって鳴って現役で活躍する黒電話。 ここで、まもなく生まれてくる男の子はパパと遊ぶのね~。 ハァ。 こんなお家があったらどうしよう。 みなさんだったらどうします? こんなお家があったらステキだろうなぁとは思うけど 私、お家欲しいってあんまり思わない人間なんです。 日本の実家はいわゆる持ち家でしたが そこに住んでいても、将来私は自分で家を買う日がくるのかなぁと 漠然と想像すると気が重かった...。 蔵書も嫌い。 本当に好きな本を数冊そばに置いておくだけで十分。 本は大好きだけど、読んだら人にあげちゃう。 大きな本棚が置いてあると胸が苦しくなってくる。 身軽でいたいんです。 放浪癖があるので 明日、旅立つよって言われたらすぐ出発できる自分でいたい。 生活の拠点は必要だけど、そこにあまりこだわりはなく それよりそこで何をするかのほうが私にとっては重要かも。 トスカーナの風景はステキだけど たまに見に行ければいいかな~。 果てしない田舎にも私は住めないと思う。 一度ニュージーランドの片田舎にホームステイした時 素晴らしい大自然の中、美味しい空気を吸いながらも 街まで出る長い道のりを考えたらめまいがしてきた。 ステイ先は山の麓だったのも息詰まってしまった原因かも。 山よりは断然海に面していたほうが開放感があって好き。 価値観は人それぞれだけど 私はこんな人間です。 遠い将来「自分の家」を持つのなら 街からそれほど遠くない海の近くがいいな。 みなさんはトスカーナの田舎家いかがですか? 昔の造りのままなので壁がすごく厚くて、 本当に寒い日でも16度以下には下がらないそうですよ。 夏は風が吹き抜けて涼しく、生活するには申し分ない環境。 みんなフィレンツェの街中で猛暑&汗だくの夏を迎えるのかと思うと なんと恵まれた環境か!と、またため息をもらしました。 帰りの車の中で、助手席に座ったホテル勤務のP氏は 「ボクにはちょっと街中から遠すぎる気がするな。キレイな所だけど。」 ってつぶやいた言葉に大きく頷いてしまったDeliziaでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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