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テーマ:●食べた物の画像♪(85953)
カテゴリ:イタリア生活
久し振りにたまたま入ったチェントロのリストランテ。
観光客が大部分のアルノ河添いのリストランテで 知り合いに会うことなんてめったにないのに 窓際の席に座っている女性はどこかでみかけた顔。 夫に、 「あの女性どこかで見たことない?」 と聞くと どうやら夫も彼女の顔に見覚えがあるらしく 「リナシェンテ(デパート)かどこかでお話した人かな?」 などと適当なことを言っている。 彼女も私達を見て、何か思い当たる節がある様子。 とりあえず私達は席に落ち着き メニューを眺め、オーダーしてから私はお手洗いに。 私がまた席につく前に、 窓際の彼女の方から挨拶しにきてくれた。 でも、どこで会った誰なのか覚えてない私...。 ここはどこ?私は誰?じゃないけれど 失礼ながら 「あの~、あなたのことどこでお見かけしたのでしたっけ?」 と聞いてみると 「病院よぉ~!その後どう?」 とのお返事。 ....あ~、女医さんだ! 先日夫も付き添いで一緒に診察室でお話した女医さんだった。 あの時は白衣を着て赤いフレームのメガネをかけて 確か髪の毛をしばっていたのに 今日は私服で髪をおろしてメガネ無しなので すっかりわからなかった.... と私が言うと 「白衣を脱ぐとみんな誰だかわかってくれないものよ。 でもあなた達夫婦は異色なので覚えていたわよぉ~。 あの時お子さんは連れていなかったけれど 二人をミキサーにかけたかのように見事にミックスされた子ね☆」 と言われた。 そう言えば、私が大学病院で研修していた頃も 患者さんからは白衣を着たアジア系研修生で 私から見れば、毎日何人も訪れる患者さんの一人なのだ。 そして私が白衣を一度脱ぐと、もうその辺の日本人か中国人と化し 患者さんの事は、症例が特殊だったりすると 非常に印象的に、その人のことが脳裏に焼き付いていたりする。 だからバスの中などで患者さんを見かけて たまにハッとするけれど、向こうは何も覚えていないので プライバシーもあるし、こちらからは声を掛けないようにしている。 でもお互い顔見知りならば 快く挨拶しに伺うだろう。 この女医さんとは今朝も偶然道端で会ってしまった。 相当ご縁があるらしい。 狭いフィレンツェとはいえ ご縁のない人とは全く知りあわないし 友達の友達でも縁を引きよせて仲良くなることもある。 はたまた、ココに暮らしていると 世界レベルでのご縁も非常に身近に感じて まさか!という出会いも当たり前のように目の前で起こっている。 世界は狭いなぁ~と、いつも感じながら生きている。 話はぶっ飛びますが 夫と二人じゃ、どうしようもなく物足りなかったロブスターのサラダ。 半身じゃ足りないっ。 「タコのサラダが食べたい」 と毎回同じ注文をしようとする夫に対抗し 今日は違うものを頼むと私の意見を通したのだけれど...。 タコもロブスターも値段が一緒ってのがどうにも気に入らなかったのだ。 次回は生きたロブスターを買いこんで 火の通し加減はもう少し控えめに トロリとしたロブスターをかち割って、お家でガッツリ食べたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/06/16 09:56:33 PM
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