心と頭を発育させる絵本の紹介

　私が今まで出逢った中で一番笑えた絵本です。
　
　1964年にアメリカで出版された絵本ですが、出版されるや爆発的な人気をよんだそうです。
　読めば納得します。
　私もかなりお薦めです。

　ニューヨークに住んでいるネッドくんの元に「びっくりパーティー」の招待状が届きました。
　会場は遠いフロリダです。
　どうやって行こうか、と思ってたら、ラッキー！　友達が飛行機を貸してくれました。
　
　でも、たいへん！飛行機が途中で爆発。

　よかった！飛行機にパラシュートがあって。

という具合に、ラッキー事とアンラッキー事が交互に起こります。
　しかも、ラッキーなページはカラフルに、アンラッキーは白黒に描かれていて色彩的にもメリハリのついたわかりやすい作品です。
　
　文はリズム感があり、ネッドくんに起こる全ての出来事が「そんなあほな！」とつっこみたくなることばかりで、読み出すとこの絵本の不思議な世界にグイグイとひきこまれてしまいます。

　オチがそれこそ「なんやそれ！」と大声でつっこみたくなります。
　でも、それと同時にほっとする一瞬でもあります。

　この絵本は最初は図書館で借りてでもいいので、とにかく一度読んでみてください！！

　一読の価値あり！です。