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カテゴリ:勉強になる 絵本
絵本の題名「マトリョーシカ」というロシアの代表的な民芸品をご存知ですか?
胴の部分で上下に分かれている入れ子式(上半身の部分を開けると、中から同じ形の小さなものがいくつも出てくる)で、見た目は極彩色、ロシア庶民の娘(マトリョーシカという名前の娘)が描かれています。 頭にかぶっているのはプラトークと呼ばれるネッカチーフで,身体にはサラファンと前掛けを着けているのが一般的のようです。 顔の表情やなめらかな曲線は日本のこけしと似ている、と思いきや、それもそのはず、日本のこけしのデザインや,だるまの入れ子(箱根細工<七福神>)のアイデアがとり入れられたらしいのです。 上に書いた「マトリョーシカ」はあくまで一般的なもので、実際にはいろんな絵柄のものに出逢えます。 この絵本では、オーソドックスな「マトリョーシカ」(ちゃん)が主人公で、ある日さびしくなった「マトリョーシカちゃん」はお客さんを呼ぶことにします。 張り紙には「ドナーシャも クラーシャも ダーシャも まっています」と書いています。 これら3人の名前はマトリョーシカちゃんの中に入り子に入っている小さな人形たちのことです。 各々友人が遊びに来て、合計8人で ずんちゃか ずんちゃか と踊ったり歌ったりおしゃべりして楽しく過ごしました、っていうお話です。 子供はまだまだ知らないことだらけですよね。 これからどんどんいろんなことを覚えていくのでしょう。 その過程で「マトリョーシカ」も覚えると、またひとつえらくなるのではないでしょうか? ロシア民芸品を題材にした絵本ってなかなか珍しくないですか? この絵本を読んだら、絶対に「マトリョーシカ」という名前と、どういったものを指すのかを覚えて、忘れることができなくなるでしょう。 私は子供の頃からこの人形の存在自体は知ってはいたものの、その人形が「マトリョーシカ」という名前だというのを知ったのは大人になってからです。 最近見かけたのは、お笑い芸人ネプチューンが司会を務めるテレビ番組「銭金」の中です。 貧民生活をしているお宅訪問企画なのですが、このとき訪問した部屋の中に何気なく置かれていたのが「マトリョーシカ」ではなく、姿形は「マトリョーシカ」であるのに、顔だけネプチューンのメンバーの1人の名倉さんになってる「ナグラーシカ」。 この人形は、この部屋のレポーターであったお笑い芸人「くりいむしちゅー」の有田さんの仕業らしいのですが、この「ナグラーシカ」が私の脳裏からいつまでたっても消えません・・・。 その余韻もあってか、先日図書館でこの絵本を見つけたときは読まずにはいられませんでした。 勿論、「ナグラーシカ」とは似ても似つかぬ、かわいい「マトリョーシカ」ちゃん。 読んで、ほんわかした気分になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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