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テーマ:絵本(65)
カテゴリ:楽しい 絵本
最近親子でお気に入りの「バムとケロ」シリーズです。
つい最近にも紹介したこのシリーズですが、どの作品もやんちゃでかわいいカエルの「ケロちゃん」のやりたい放題のいたずらに振り回されながらも、文句ひとつ言わずに世話してあげる優しくて寛容な犬(ブルテリア:闘犬の改良種)「バム」の二匹を中心に物語はすすみます。 今回は、アヒル「かいちゃん」という新しいお友達ができます。 ある火曜日の朝、こんなに寒いので裏の池は凍っているだろうからスケートと釣りをしようと、バムとケロは用意をしてでかけます。 すると凍った池にいたのはあひる(かいちゃん)。 昨夜池に浮かびながら星を見ていたら、池の水と一緒に凍ってしまったらしい。 急いでバムとケロはかいちゃんの周りの氷を切って、連れて帰り、お風呂に入れて氷を溶かしてあげました。 元気になったかいちゃんにケロちゃんは大喜びで、自分のおもちゃや服をやたらと貸してあげたり見せたりで構いっぱなし。 バムはケロちゃんが散らかした後片付けをしていると、ケロちゃんはなにやらあっちへ行ったりこっちへ行ったりとバタバタ。 バムがジュースを持っていくと、なんと部屋中トイレットペーパーだらけのミイラごっこをしていたのでした。 また後片付けをするバム。 そして皆疲れて眠ってしまうのですが、朝になって起きると置手紙を残してかいちゃんは帰ってしまったではありませんか! 号泣するケロちゃん。 かわいそうなのでかいちゃんを探しに池に行くと・・・!!!。 最後にオチがあります。 うちの夫は初めて読んだとき「なんじゃそりゃ!」と大声でつっこんでました。 グラフィックデザイナーの作者島田ゆか氏の作品は、細部までこだわりがあり、いろんな仕掛けなどがあり、おはなし以上に楽しめたりします。 2次元の仕掛け絵本では安野光雅氏(「旅の絵本」他)の絵本が有名ですが、娘はそれまでそういう仕掛け絵本にそれほど興味もなく、こちらが「ここにこれが隠れてるねえ」と言って興味を向かせようとしても「ほんとだ」と言う程度のものでした。 ところがこのバムケロ絵本は違っていて、自分で何度も絵本を開いては「ここにヤメピ(小さな犬)がいる。あ、ここにも。」というように釘付けです。 色の鮮やかさと絵のかわいらしさ・面白さに惹き込まれたのでしょう。 そしてなんといってもケロちゃんが、1歳になったばかりの次女に似ているということもあって親近感が増したのでしょう。 今回のケロちゃんも似てる箇所がたくさんあって、中でもかいちゃんが黙って帰ってしまって泣き崩れるケロちゃんの姿は、次女の私の膝でうずくまって泣く姿にそっくりで、私にとっても愛しいケロちゃんです。 読めば読むほど味のあるバムケロシリーズです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.18 20:47:19
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