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テーマ:絵本(65)
カテゴリ:季節感の味わえる 絵本
クリスマス、と言えば日本では12月24日のイブがメインですが、ヨーロッパでは12月25日~1月6日までが「クリスマス期間」なのです。
その時期にヨーロッパを旅行すると、まだツリーが飾ってあったりして不思議に思ったことがある人もいることでしょう。 そうです、ヨーロッパでは12日目にツリーをしまうのが古くからの習慣だからです。 この絵本の最初に書かれてますが、「東方の三博士(長老格の王ガスパール、青年の王メルキオール、黒人の王バルタザールのこと)が、生まれたばかりのイエス・キリストに贈り物を贈ったのが、12日目だと言われているから」だそうです。 ちなみに、この贈り物とは、メルキオールが黄金(王権の象徴)を、バルタザールが乳香(神性の象徴)、カスパールが没薬(将来の受難である死の象徴)だそうです。 これらを知っていると、ルネサンス絵画で「三王礼拝」というテーマのものを見たときに、生まれたばかりのキリストに贈り物を捧げている3人の名前や捧げている贈り物の中身がわかって絵画をより深く堪能できるのではないでしょうか。(例えば3人のうちの老人が「カスパール」である、とか)。 少々話がそれてしまいましたが、本題(?)に戻って、ナーサリーライム(=マザーグース)の中の有名な歌「The 12days of Christmas」をご存知ですか? この歌の歌詞にそって絵本にされているのが今回紹介するこの絵本です。 この歌はまさしく25日~の12日間のことを指していて、恋人が25日から6日までの12日間、毎日贈ってくれたプレゼントのことを自慢する歌です。 でも、この絵本では、そういう自慢する歌って感じにはなっていません。 本当に歌詞を忠実に訳して、絵をつけた、という印象です。 どちらが好みかは人それぞれですが、私はこれは少々物足りないかな・・・。 でも、絵は素晴らしいですよ。 なんてったって、キーピングやバーニンガムと並んでイギリス絵本の黄金期を築いた1人ブライアント・ワイルドスミス氏なのですから! この歌の絵本は数多くあると思いますが、私がものすごく好きだし、お薦めなのは、ポップアップアート界の「ペーパーエンジニア」と呼ばれるロバート・サブタ氏のポップアップ絵本「The 12 Days of Christmas: A Pop-Up elebration 」です。 対象年齢は9歳から12歳とありますが、ページをめくるたびに開かれる繊細で美しいポップアートは幼児にも十分伝わると思います。 今年のクリスマスは、歌や絵本で、ぜひ「The 12days of Christmas」を満喫してください。 私はというと、3年前からこの歌を覚えようと頑張っているのですが、なかなか完璧に覚えられずに、今年こそは!と気合十分で歌詞カードとにらめっこしています(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.21 14:04:30
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