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カテゴリ:人格形成に役立つ 絵本
ということを、95歳のお医者さんである日野原重明氏が 10歳の子達のいる教室で「いのち」についての授業をする様子を 絵本にしてわかりやすく描いてます。 みんなは心臓を持っている。 心臓はいつもドクドク絶え間なく動いている。 でも、心臓って「いのち」そのものではないのです。 「いのち」を動かすためのモーターです。 心臓が止まったら、人間は死んでしまい、 使える時間もなくなります。 今私達は、どのようにでも使える時間を持っています。 時間を使うことは「いのち」を使うことです。 そして、これから生きていく時間・・・それが、私達の「いのち」なのです。 そういった生きていくうえで大切なことを教えてくれる絵本です。 そして、特に、あとがき、が大人の私にも心を打ちます。 「いのち」と「こころ」- 「いのち」はだれにでも平等にあります。 1日1日の時間の中に、いのちがあるのです。 その時間をみんなのいのちとして、大切にしてほしいのです。 いのちを無駄にしないということは、時間を無駄にしないことになります。 そして、人が生きていくうえで、もうひとつ大事なことがあります。 それは「こころ」です。 お互いに手をさしのべあって、いっしょに生きていくこと。 こころを育てるということは、そういうことです。 自分以外のことのために、自分の時間をつかおうとすることです。 こころに関して、 私なりに考えること・・・。 私は、ここ数年起こる子供による犯罪のニュースを知るたびに、 なぜ、この子には「人を殺す」という行為がいとも簡単にできてしまうのだろう?と考えずにいられません。 いろいろ考えると 道徳観や宗教観が彼らの心の中に備わっていないからだと私は思います。 「○○したらバチがあたるよ」 「神様が見てるよ」 というような、迷信的なものや、宗教観。 そして、私が子供に読み聞かせるべきものは、 日本昔話のような民話などだと思います。 カミナリさんや、お地蔵さん。 狐やたぬき。 悪いことをしたら、絶対に誰かが見ていて、あとで自分にふりかかる。 よいことをしたら、それなりのよいことがやってくる。 そういう道徳観がきちんと心の根底に根付いていないと、 いくら「これは悪いこと」とか言っても、イマイチなのではないでしょうか。 正しい道徳観さえあれば、 たとえ「キレた」としても、殺すなんて行為には及ばないし、 少し悪い方向へ進んでしまいそうになっても、 周囲の言葉などによって軌道修正は容易だと思います。 子育ては難しい。 自分の育て方が果たして子供にとってよいものかどうか迷うときは多々あります。 今言った自分の言葉によって、 子供の何かを変えてしまっていたら?と思うときもあります。 そんな答えのない日々ですが、 それでも、絵本の読み聞かせや昔話の読み聞かせは 怠ることなく続けていこうと思う私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.17 16:05:02
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