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列車から放り出された死体は、スイスに余暇を過ごしに来ていた女(オードリー)の夫だった。ロッジで知り合った謎の男の出現を皮切りに物語は急展開。訃報を知らされるとオードリーは直ちにパリに戻り亡夫のための葬儀を行うが、その際に訪れた数人の参列者が、生前何をしていたのか一切不明な夫の知り合いであることを婦人にほのめかす。戦時中、夫を含む彼らのグループは届けるはずの物資を横領してほとぼりが冷めた頃に山分けするはずだったのが、仲間の裏切りのためにその大金はどこかへ消えてしまった。彼らは裏切りの張本人の妻であるオードリーにその行方をせまった。
すでに自宅の家財一式は夫の手によって売り払われてしまい、住む場所をおわれる羽目になったオードリーは困惑していたが、そんな折に現れたのは、スイスのロッジで会ったあの男だった。― 活動的で表情豊かなオードリー・ヘプバーンはその服装からして可愛らしい。もちろん、紳士役のケイリー・グラントもいいおじさん役でホットな感じだ。 コメディータッチでいてちゃんとミステリーのハラハラ要素も兼ね備えているシャレード。音楽も昔から気に入って何度も聴いたことのあるヘンリー・マンシーニ。久しぶりに見たけど、先回見たときよりもしっかり見ようと思ったので、割と今まで気付かなかった部分などの発見も多かった。印象的だったのは、スーツを着たまま石鹸で体を洗うケイリー・グラント。小部屋の椅子に座るおじさんをみて驚くオードリー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/06 06:35:26 AM
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