PIC試作回路
PICマイコンの試作回路を作成しました。今回は回路図と写真を載せます。使用したマイコンはPICの中では、現在もっともポピュラーな16F84というマイコンです。このマイコンはプログラムメモリがフラッシュメモリとなっているので、何度でも書き換えができます。(正確には1,000回くらい書き換えができる)PIC16F84の詳細はいろいろなウエブサイトで説明されていますが、例えばここらへんのサイトは如何でしょうか?PICマイクロコントローラ演習この回路図にはパソコンと通信するためのRS232Cポートが付けられていますが、もともとPIC16F84はシリアル通信機能(USART)をもっていません。しかし、ソフトウエアでタイミングを作って入出力させることにより通信することができます。実を言うとRS232Cの規格では±5~15Vの電圧で信号の送受信をさせることになっており、ここにRS232Cレベルコンバータなどという部品が必要になるのですが、今回の試作回路では、単純に抵抗だけで済ませました。(RS232C規格から外れてしまいますが、これでも充分にパソコンと通信ができます。)写真を見て、たったこれだけ?、と思われるかも知れませんが、これでもれっきとしたコンピュータです。入出力として他にスイッチ(DIPスイッチ)を3個(1個は余り)、LEDを3個つけてます。次はプログラムを作り、パソコンとPICマイコンと通信させ、LEDを点灯させて見たいと考えています。