フランスのリュート音楽
今回、紹介するのもヤコブ・リンドベルイ氏演奏のLPレコードです。これも作曲は私の知らない人ばかりですが....(^^;)レコードに書かれている作曲者をそのまま挙げますと....Ballard,Robert(1575-1650)、Vallard,Nicolas(1583?-1642)、Gaultier,Ennemond(1575-1651)、Gallot,Jacques(1600?-1656)となっていました。ちょっと、ネットで調べてみましたら、フランス式のバロックリュートは1630年頃「老ゴーティエ」(Ennemond Gaultier 1575-1651))によって確立される。といった記述があり、フランスではベルサイユ宮殿の太陽王ルイ14世が演奏し、リュートは ”楽器の王”と呼ばれるようになったそうです。今まで気が付かなかったのですが、先日訪問した イィヴィ平野さんの日記に「スコットランド、フランスのリュート音楽」というCDが紹介されていました。このレコード、フランスのリュート音楽の部分は同じ内容のようです。リンドベルイ氏のリュートの演奏は見事ですし、ホールエコーが美しく響きます。このような演奏を珠玉のように美しいというというんでしょう!それからA面の終わりに、弦を強く引っ張って離したような大きな音(バァーンという音)がありますが、意表を突いた音には、ちょっとびっくりしましたね(^^;録音は1983年、12月21~23日、LPレコードのジャケットはヤコブ・リンドベルイさん本人でしょう! 彼のホームページにあるリンドベルイさんの写真よりも、ずいぶん若いですね~ぇ