アルミコーンのスピーカ(W3-315SE)
またまた、スピーカの話です。TB(TangBand社)の8cmフルレンジで聴いていますが、なかなかの音です。そのユニットですが、口径や磁気回路(マグネット)は、同じ(同じに見える)でも、コーン(振動板)によって音が違うのが分かります。例えば、今まで使ったことがあるものから...(1)W3-583SA:ペーパーコーンのスピーカ、音が奥に引っ込んだ感じ、JAZZには向いてませんが、弦楽器は滑らかです。クラッシック、特に室内楽に向いていると思います。(2)W3-582SC:ポリプロピレンの振動板(レジ袋と同じ材料?)1個¥1950円と安いのが魅力!音はW3-583SAより、ぐっと前に出てきます。JAZZ、クラシックとも楽しめます。ナチュラルで聴き疲れしない音です。但し、オーケストラは、小口径の限界かな? 少し、こもった感じになります。といった感じですが、TB(TangBand社)の8cmスピーカには、木製フェイズイコライザ付のものや、金属性のコーン(アルミコーン、チタンコーン)もあるので、音の違いを追求したくなりました。^^とりあえず.....アルミコーン製のW3-315SEを、先日作成した、小型エンクロージャに取り付けてみました。おぉ~ 黒い円形のフレームと銀色のコーン! ルックスが良いです。高級感もありますね!(^^)で、その音ですが、オーケストラでも、ごっちゃにならず、分離が良く、爽やかな音です。録音がよければ、それなりに、いい音で聴けました。でも、少しメタリックでキラキラした印象が残ります。しばらく、W3-315SEで聴いていました。この音は悪くないのですが、年代の古い音楽ソースは、そっけなく聴こえます。ひょっとするとエンクロージャが合っていないのかもしれませんが....結局、ナチュラルな音がするW3-582SCのほうが、私の好みなので、こちらに戻しました。参考までに、W3-315SEのF特を載せます。10kHz以上にピークが見られます。(アルミコーンの共振?)