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王さまの耳はパンの耳★NEO★

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narita11

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2010.10.20
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荻上直子監督の作品は、大いに泣かせるわけでもなく、コメディでもない。
かと言って、単純に「和む」では済ませたくない後味が魅力。

『トイレット』もいい映画だった。

日本映画でありながら全編カナダロケ、字幕。
唯一の日本人キャストはもたいまさこ。
もたいさんは、台詞も殆ど無い寡黙な役柄で、独特の佇まいだけで演技。
すごいぞ、存在感!!

パッとしない兄妹たちに訪れた身内の死は、それぞれの生き方を変えていく。
些細なことだけど、これが成長って言うんだろうなと思わせてくれる。

いいシーン満載だったな。
相変わらず美味しいシーンもあるし、ねこ出るし、エアギターだし(笑)
思わずウフフだよね。

最後のオチは想定内。
80年代の懐かしい雰囲気を感じたのは私だけかなー。





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最終更新日  2010.10.20 10:15:41
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