Maison Margiela 'REPLICA'【By The Fireplace/2015】
【コンセプト】真冬のフランス山岳シャモニーの朝、真冬に暖炉の温かさに包まれる心地良さを想起させるレプリカ オードトワレ『バイ ザ ファイヤー プレイス』。凍てつく景色を白く覆うかのように降る雪を窓から眺めながら、パチパチと音を立てて燃える炎のほっとする温かさと暖炉にくべられたチェスナッツのほのかにスモーキーな香りに包み込まれる…そんな空間へと誘う木のぬくもりを感じさせる温かく甘い香りが特徴です。メゾンマルジェラが甘美なチェスナッツアコード、レッドベリー、クローブオイル、カシュメランの香りで見事に再現したこのムードを呼び起こす香りをお楽しみください。【調香師】Marie Salamagne/マリー サラマーニュ【香調】トップ:ピンクペッパー、オレンジフラワー、クローブミドル:チェスナット、ガイアックウッド、ケード/ジュニパータール/トショウ(杜松)ラスト:バニラ、ペルーバルサム、カシュメラン■感想:私の好み度<85-90>カラメル×焼き栗×豊かなスモーキースプレーすると少しひんやりとするのは雪をイメージなのかでもすぐに広がる甘いカラメルとチェスナット、ガイアックウッドにケードの『炎が安定した薪の煙』のような匂い。スモーキーなウッディさが表情豊かで、栗と煙たさが合わさり焼き栗っぽい美味しさ。バニラ&ペルーバルザム&カシュメランのコンボはバルサミックパラダイス!私にはカラメルのようでビターな甘さ、それにアンバー×パウダリーっぽいニュアンスもほんのりと。スパイシーさは温もりを表現。終始スモーキーさとぽかぽかとした甘さ。香りの薄まり消え入り方もなめらかで美しくグラデーションのよう。コンセプトの『見事に再現した』は過言ではなく驚くほど忠実。大きな香りの変化はなく『トップ数分・それ以降』とざっくり2つのパート。よってスプレー数分後がこの作品のメイン・平均的な香りとして好みか判断して大丈夫です。■拡散性・持続性拡散性は普通からやや強め、持続性はやや長めから長め。EDTとは思えないロングラスティング。■液の色・ボトルアンバーオレンジ約φ11×h60mm[2ml] フランス製■季節秋冬。10月から12月がベスト。3月あたりまで。今の季節こそ、チェックして欲しい香り。■年齢20代後半以降。女性向き。オフィスにはやや煙たいかも。夜向き。■同じバルサミック系なら?・メゾンフランシスクルジャン『バカラルージュ540(2015)』・ペンハリガン『チェンジングコンスタンス(2018)』年代を見るとこの時期の流行りとわかります。『バイザファイアプレイス(2015)』が三作品のなかで一番スモーキー。■リピート購入済みの『バカラルージュ540』27,170円(35ml)、香水の所有数が落ち着いたら『チェンジングコンスタンス』38,940円(75ml)と検討中、そこに『バイザファイアプレイス』5,280円(10ml)、23,540円(100ml)も。