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カテゴリ:バックカントリー
2/24 この日はロープワークの講習の日でした。 今回の2日間はD君と参加。 数日前からの机上講習で教わったロープワークの復習やハンドブックによる自習でなんとか基本的な結び方は覚えてきたはずだったが・・・いかに。 リフト終点ではすでに雪。 かなり冷え込む中、スノーシューに履き替えてハイクスタート。 第5リフトの降り口まで移動した。 今回の講習は第5リフトで行った。 残念ながら、写真がない。 気持ちに余裕がなかったんだろうね。 しかも、極寒! ガイドの人は「寒くなるなるからミッドレイヤー余分に持っているひとは着てくださーい」って言ってるけど、そんなものは持ってきていない。 仕方なく、そのままの状態でスタート。 講習のメインテーマは救助のためのロープワーク。 つまり、滑落した人を引っ張り上げるためのロープワークだ。 第5リフトの柵を利用して、アンカーをとり、人を引っ張る訓練だ。(寒い) テープスリングをつかったハーネスの作り方を教わりまずD君がリフト下で引っ張られる役になった。(寒い寒い) ハーネスとクライミングロープをエイトノットで接続!? っとここでD君練習の成果が炸裂!見事なまちがえっぷりで講習にいいアクセントつけてくれました。(寒い寒い寒い) 無事、滑落したD君を1人でまずそのまま引っ張って見るがびくともしない。さらに、残りの4人で引っ張ってもなかなか動かない。 そこで、滑車の原理を利用した1/3システムというやつでカラビナを2枚経由して引っ張ってみると今度は簡単に動いた。(でも寒い寒い寒い寒い) 引っ張る距離が3倍になる分、力が3倍になるという原理だ。 ロープが逆流しないように、オートブロックというを補助ロープで作ったりしてちょっと複雑だった。これはクライミングロープも買って練習しないと身に付きそうもない。 いざというとき、考えこんでしまうようでは役にたたないだろう。 とこんな感じで講習は終了。 とにかく寒かった。ガイドさんがもっていたインナーダウンはとても効果があり暖かいらしい。しかもとてもコンパクトになる。いざというとき、まず、体温を落とさないようにこういう装備が必要だと実感した。ロープワーク以前の問題だ。 いつもは、ハイクアップで動いていて寒いと感じたことがあまりなかったが、遭難したりして身動きがとれなくなったときもしインナーダウンを持っていなかったらと思うとぞっとする。かなり、生存率が下がることは間違いないだろう。 教訓:インナーダウンは必ず携帯しましょう。 その後、和田小屋まで滑って降りたのだが、とにかく雪の状態がよくなく、雪崩の危険性が高いと言うことでかなり慎重にひとりずつ滑っていった。(ということでここでも写真がない) 和田小屋は暖かく、なによりも食事がうまい!噂通りおやじさんはいい味をだしたキャラでとても居心地がよく、軽く酒をいれて爆睡したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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