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テーマ:バックカントリー(132)
カテゴリ:バックカントリー
2日目はうってかわって晴天。僕が爆睡しているあいだにD君が撮ってくれた朝焼けです。 前日は吹雪いていたので雪、天気ともにかなり期待の朝でした。 朝食を済ませ、まずはファーストトラック!和田小屋に泊まっている人だけが味わえる贅沢だ。まだ、ゴンドラで誰もあがってきていない神楽ゲレンデのパウダーをいただきまくりです。 AM9:30和田小屋に再集合しルートファインディングの講習がスタート。みてのとおりの、ど・ピーカン!前日の厳しさが嘘のよう。BCの2面をいっきに味わえました。 ハイクスタート。暑くなるのは目に見えていたので最初からフリースで登り始めました。前日、和田小屋にて同定表をみんなで作成し、それぞれ、進行方向の方角、距離、高度を出し、順番に先頭を交代しポイントを目指します。 自分の出した値があっているかみんなどきどきしながらの山行でした。前日に同定表を作成したこと、当日が晴天で見通しがきいたことで、予想以上にスムーズに講習は進行。自分自身もさすがに2回目のチャレンジとあって落ち着いてコンパスを扱うことができたと思います。難しいのは目的地の判断です。進行方向はコンパスに従って進めば値が間違っていない限りだいたい間違いなく進めるのですが、どれだけ進んだらポイントなのか、それを周囲の目標物の方角や、地形で判断するのが難しいのです。だいたい、気が付いたら行き過ぎていたり、まだまだだったりと人間の距離感はあてにならない物だと思いました。 それにしてもいい天気です。気持ちよさそうに見えますが、第5リフト直前の急登でみんなばてばてでした。空元気全開。 やっと、にせピークに到着。一息です。しかし、マップをみてもらえば分かるとおり、ルートファインディングの講習ですからといわんばかりに、さらに神楽峰のピークを目指します。滑りもしないのに・・・。同時開催のスキージャーナル、ガールズキャンプとは正反対です。 小さな雪庇もある細い稜線を一路、ピークを目指します。ここは上り下りが激しくて、スキーの人達が大変そうでした。スノーシューは下りが大変。 ピーク到着!先に見えるのは苗場山です。でかいですね。 ピークで記念撮影終了後、にせピークへ戻り、ランチタイム。 偶然、ガールズキャンプ部隊と鉢合わせ、にせピークの上はまるで春のピクニックのように賑やかでした。 食事をすませ、次は中尾根を目指します。今度は、滑るための移動です。ピークとは反対側の稜線上を下り、コルをすぎまた少し登ったところでストップ。 ここで待望の滑りモードにチェンジです。 まず、中尾根までトラバース気味に移動。本日のメインディッシュの中尾根斜面に向かいます。あの、クワッドリフトから右手に見える真っ白な山、斜面です。 おのおの好きなルートを選んでドロップ。 若干表面がクラストしていてその下にパウダーというちょっと変わった雪質だったけど、ノートラックでスピードが出ればそれもまたいい。表面のクラストしたチップをパリパリパリっと飛ばしながら下のパウダーの柔らかさも味わい、大きなターンをきめて滑りました。確実に今シーズンのベストランにランクインです。 今回は、BC初心者コースといわれる神楽の奥深さを感じました。まだまだ、遊べるぞという実感。いい感覚です。 ルートファインディング、ロープワークと2日間の講習終了です。1回では身に付かないので自分で練習したいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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