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テーマ:バックカントリー(132)
カテゴリ:バックカントリー
今シーズン最終BCツアー、初立山に行ってきました。
いやーシーズン最終にふさわしく?アドベンチャーなツアーでした。 5月3日 早朝6時ごろ扇沢に到着。 すでに、かなりの数の車が駐車場を埋め尽くしていましたが、なんとかいい場所を発見し、しばし仮眠・・・が、朝日が暑すぎてあまり寝られず、早々に起床。 天気は快晴! いよいよ、立山へ! 扇沢から、バス、ケーブルカー、ロープウェイ、バスと乗り継ぎ室堂へ向かいます。 しかし、さすがゴールデンウィークな混みようです。 乗り継ぎごとに待ち時間、待ち時間・・・・。 ちょっと時間がかかりましたが、室堂山荘到着! すでにちょっと疲れ気味。 寝不足+待ち疲れ。 すでに3時を過ぎていましたが、部屋に荷物をデポし、集合! これから登ります。 それにしても日が長くなったなー。 低い太陽を見ながら、ハイクアップ、ハイクアップ。 近藤さんから、高度順応の話を聞きながら、初めての立山をゆっくり眺めながら登っていきます。 見渡す限り、登れば滑れそうな斜面ばかり。 滑り出し地点到着、今日は小手調べな登りです。 今回は、総勢29名という大所所帯。 楽しい3日間となりそうです。 こんな斜面が山荘の目の前に! みんな、おのおの好きなラインを滑って降りてきます。 最高に気持ちいいです。 夕食までの空き時間を使い、有志を募り、つぼ足でひと登り・・・のつもりが、ヨシケイさんどこまでいくのさ。 とうとう、正面のピーク直下まで登ってしまいました。 これがまた、なんともいい斜度で、今回のトリップのベストトラックの一本になりました。 ヨシケイさんありがとう! 5月4日 今日の目的地は富山の番場島(漢字あってる?)です。 簡単に行程を説明すると、立山川の谷を番場島まで約10キロすべり、タクシーでケーブルカー乗り場まで移動。ケーブルカー、バスをつかって室堂まで戻ってくるという、ロングルート。 あまり、イメージできませんでしたが出発! 最初は若干滑り、途中から立山川の入り口までのぼりです。 29人のキャラバン、長げー。 滑り出しに到着。 今日すべる、谷の概要と注意事項の説明を受けます。 しかし、みんなの目線はその谷の入り口の斜面に釘付け。 これから、約10キロの滑りが始まります。 しょっぱなからいい斜面です。 深呼吸しながら、ドロップイン! 写真取ってくれた人ありがとー!!!! ぅお~~~~~ 標高が下がってくると、雪も減って山肌が見えてきます。 両サイドの、谷の下にはデブリの跡がいっぱい。 枝や、葉っぱもいっぱい。 岩登りもしたりして。 スノーブリッジも無事、渡れました。 雪がなくなる寸前まで、とにかく滑り、最終的にグリーンなキャンプ場を歩いて終了。 無事、タクシーなどを乗り継いで、室堂へ帰還。 雪の大谷も見れたし、途中スーパーで買って食べた、寿司とホタルイカは最高でした。 5月5日 最終日、今日は持ってきたすべての荷物を背負って下山です。 もちろん、滑れるところまで滑ります。 予定到着地点は黒部ダム。 天気は曇り。 雨が心配です。 みんな、大きな荷物を背負って出発! 最初はのぼりです。 目指すは、初日にロープウェイ乗り場から見上げた、大きな斜面。 今日も、大行列です。 しばらく登ったあと、最終日の疲れた太腿が悲鳴をあげているのを感じながら、滑りのトラバースです。 そして、その先に持っていたのは、岩場のトラバース。 もちろん、歩きです。 ボードも、スノーシューも背負って、つぼ足で岩と雪のルートを歩きます。 また、アドベンチャー度が上がってきました。 500メートルぐらい岩場を歩いて、目的地付近に到着。 すでに、あの見上げた斜面のスキーヤーズレフトに到着しましたが、あれすごいねと話していた斜面はもっと右。 しかし、行く手を阻むように、岩場とハイマツがせり出しています。 高度を下げて、トラバースか?と思っていると、近藤さんから岩場のピークを越えて、あの斜面に向かう有志を募集する声が! ってあの岩とハイマツのピークをボード背負って登るの? っと、一瞬考えている間に、僕とヨシケイさん、裏山滑走隊員さん、D君はセットで「そこの4人はもちろん・・・」と自動登録されていました。 両脇ともに崖です。 慎重にピークを目指します。 最後に、ハイマツを藪漕ぎ(初体験)し、ピーク越え成功。 雪のある地点に到着し、雪を流さないように、ボードも流さないように、慎重に滑りモードにチェンジします。 慣れないだけに、緊張の時間帯でした。 さらに、少しトラバースして、滑り出し地点到着。 下の、斜面の状況を聞き終え、横にばらけてそれぞれノートラックの斜面の上でセット完了。 右から順番に斜面に飛び込んで行きます・・・って写真撮るの忘れた-! アフターの写真です。 あまりの楽しさに、途中の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。 左上から真ん中にかけて、29人が思い思いに滑り降りてきました。 僕がすべたのは左側の急斜面。予想以上に長く、広いいい斜面でした。 さらに、下の黒部ダムまで滑りこみ、長く短い3日間が終了。 いろいろトラブルもありましたが、最高に充実し、楽しい3日間をすごさせてくれた、ガイドのみなさん、参加者のみなさんに大感謝です。 今シーズンは、僕はこれで終了ですが、また来シーズンこんなに楽しいトリップを堪能できることを期待して、ボードをしまおうと思います。ぼろぼろになったエッジを研ぎなおして(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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