|
テーマ:山登りは楽しい(12256)
カテゴリ:カテゴリ未分類
富士山の朝は早い!
御来光を見るため、日の出から逆算して、山小屋を出発。 御来光がだいたい4時半ぐらいなので、場所取りのため1時間ほど前に到着と考えると、1時には出発しないといけない。 というわけで、0時には起床。 1時出発となった。 超狭い寝床で1時間おきに目が覚め、いびきで目が覚め・・・・ん~寝不足。 ちょっと頭痛もする。 これは・・・高山病? 念のためバファリンを1錠飲んで出発。 他のメンバーもさすがにちょっと辛そう。 すでに高山病になってしまったのか、寝てすぐに吐いてしまった上司は今は、けっろっとした顔をしている。 すでに、外は渋滞状態。 通常、1時間で行ける山頂は、この時間帯は2時間以上かかるらしい。 みんな迷子にならないように、ヘッドランプを着け固まって動き出す。 少し、雲がかかっているが空には星が見える。 これは、御来光いけるんじゃない?と話しながら大渋滞の登山道を進む。 振り返ると、ヘッドランプが星空のように瞬いている。 以外に険しい岩の道をゆっくりゆっくり登っていく。 さすがに3000メートルオーバーとあって息が苦しい。 というか、しっかり息をしないとくらくら、ふらふらしてしまう。 それでも、だれも脱落者は出ず、とうとう頂上の鳥居に到着! 全員、登頂!!!!!!! さて、偶然にも入り込めた頂上の山小屋で、熱い紅茶を飲みながら日の出を待つことにする。 しかし、暖かい紅茶を飲んでも、なぜか僕の体は温まってこない。 せっかく、山小屋で朝食を作ってもらったのに食欲もない。 これは、もしや高山病か・・・そうだろうな。 と思いながら、なんとか日の出までと思い、我慢していたのだが4時半になっても一向に日が出る気配がない。 というか、外は白くガスってしまっている。 風もかなり強い。 ちょっと外に偵察に出てみたが、山頂を雲がすっぽり覆ってしまっていて、視界は10メートルぐらいになってしまっている。 少し、待ってみたが、他にも高山病で気分を悪くしたメンバーがいたので、上司と日の出をあきらめ早期下山を決めた。 とにかく、視界が悪く風が強い。 体調を崩したメンバーが下れるか心配だったが、高山病はとにかく降りるしかないのでなんとか進んでもらった。 少し降りていくとだんだん視界が開き、僕自身の体調も上向いていった。 体調が悪いため、先行して降りていったメンバーも体調がよくなってきたことが無線で確認できた。 御来光は見れなかったが、下山途中の雲海はどこまでも続き、またまるで生き物のように動き流れていく雲のなかを体で感じることができ、高山ならではの自然環境を体験することができたことはいい経験だった。 須走りとの分岐点では、御来光をあきらめて降りてきた登山客で大渋滞。 トイレも大渋滞で長~い列に並んでやっと・・・・。 長い長い単調な下り道は膝にかなりきたけれど、最後までだれもギブアップせず、5合目までたどり着くことができました。 さて、チームの絆は深まった? それとも・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.08 00:41:10
コメント(0) | コメントを書く |