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テーマ:バックカントリー(132)
カテゴリ:バックカントリー
去年は雪が少なく、登れなかった平標山。
今年は出張が重なって「今年もむりか~」と思っていたら、ちょっとしたトラブルがあり出張が1日ずれ込んで、ツアー参加が可能となりました。 突然の参加申し込みを応じてくれた永井さん、ありがとう! この日のツアーは、雑誌「SPLAY」で募集した人たちがメインで、なんだかいつもと番う面々。 しかし、写真撮影つきでトライフォースから直接申し込んだ僕も撮ってもらえてラッキーでした。 今日は、最高のバックカントリー日和。 こんなに、平標山がはれるのもめずらしらしい。 平標山登山うちにおのおの集合し、準備。 ちょっと、高速道路の事故渋滞があったため、スタートが遅れたものの日が長くなったので特に心配はないようだ。 最初は、なだらかな斜面を散歩のように歩いていく。 地図で見てもわかるように、平標山へのアプローチは川沿いのフラットな部分が7割、残りは急斜面で3割という構成。 きっと、後半戦が大変だろう。 木々の間から平標山のあたまがちょっと覗いています。 このあたりから、急に斜度が強くなっていきます。 そこそこ登ったところでひと休憩。 みんな、まだまだ余裕です。 しかし、さらに斜度があがっていきます。 なかなかな斜度でしょう。 このあたりからみんなの足どりが重くなってきました。 もちろん、僕自身も。 だいぶ、木々が少なくなり、森林限界も近い。 頂上はもうちょっと・・・・? だいぶばててきた所で休憩、休憩。 ここで、昼食かと思いきや、永井さんが「ここで昼食をとると、この先でもういっかって思っちゃうから、まだとりません」と・・・意味深な発言です。 中休憩を取って、再出発。 すぐに稜線に出ました。 真っ白です。 どこでも自由に滑れそうです。 奥に見えるのが仙ノ倉山です。 山スキーのクラシックルートによく載っていますね。 あ~真っ白だー。 そして、仙ノ倉山の左手に見えるのが、今日の登頂目標の平標山です。 頂上はもうちょっと・・・・に見えるのですが。 ここまでの疲労と、稜線の強い風にやられて、なかなか足が前に出ません。 ここで頂上かと思えば、さらに向こうにもう一山ある、そしてさらにもう一山と、なかなか頂上にたどり着かない。 本当に、心が折れそうになりながら、何とか登頂! 真っ白!!!!(ガスです・・・) さっきまであんなに晴れていたのに視界ゼロ・・・・。 ちょっと晴れることを期待して頂上で待機していましたが、全然晴れる気配がないため、ガスの中をちょっと滑って、標高を下げることになりました。 ホワイトアウトで酔いそうになりながら、ちょっと下の斜面に集合。 全員揃うのを待っていると、すーっと晴れ間が広がっていくではないですか。 「きたきたきた、急げ!チャンス、チャンス」と大慌てで準備をし、 そして、全員で一気にGO! 総勢27名が真っ白な広い斜面を我先にと滑り出していきました。 ん~、まるで混んでいるゲレンデのようですね。(笑) 僕はみんなが滑った斜面の左側からまいて、ノートッラクの斜面をしっかりいただきました。 振り返ってみると、 使用前、使用後って感じですか。 集合場所は下に見える、山小屋です。 この山小屋の周りで、お昼ご飯です。 永井さんは、いつもカレーヌードルらしいです。 ここからは、ツリーラン。 SPLAYの募集企画なので、写真撮影付ということで、先にカメラマンが下って待機していてくれます。 自分のすべりを撮ってもらえるなんてなかなかないので、ちょっとワクワクします。 広めのツリーの間を抜けて、カメラマンの待つポイントへ一人ずつ滑っていきます。 みんな上手にカメラマンの脇を抜けてい来ますねー。 撮影も終わり、かなりフラットなポイントまで滑り降りてきました。 見てのとおり、この先はツリーの密度が急に高くなるので、気をつけていかないと木に衝突してしまいます。 うねうねとゆるいくだり斜面を抜け切り、出発地点へ戻って着ました。 今回は「きつかった~」と「最高!」が自分の中で半分半分でした。 しかし、あの白い山々は絶対にもう一度行きたいですね。 来年は泊まりで! ね、永井さん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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