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テーマ:バックカントリー(132)
カテゴリ:スプリットボード
部品も届いたことだし、説明書を読みながらボードの加工をスタート。
まずは、なんといってもビス埋め込みのための穴あけ。 これは、結構悩みました。 いろいろなサイトでそれぞれのやり方が書いてあって、付属のビス止めでは不安だという内容が多く、それをどう解決するのかとか、バートンのスタンス調整をするパーツを止めるナットをどうするかなど。 強度と利便性、そしてソールへのダメージのバランスが難しくて・・・。 とりあえず、固定用のフックの穴あけからスタート。 バートン用のパーツ以外のすべてのパーツにはビスの穴あけ位置や設置位置を決めるためのシールが付属していて、それらで位置決めをして穴あけをします。 これはテール側のフックです。 シールのマークに合わせてドリルで穴あけをします。 シールはすべての穴あけがあわったらはがします。 簡単にはがれるシールになっています。 ソール側まで貫いた穴ですが、そのままではソール側から入れるボルトの皿が出っ張ってしまうので、このやすりのヘッドで皿型に削ってやります。 そうすると、このように皿が埋まるような溝ができます。 本当は、このような皿型の溝を掘る専用のビットが売っています。 今回は手持ちのやすりのビットで彫りましたが、買うなら専用がお勧めです。 やすり型は時間がかかって大変でした。 皿ビスの面取り、バリ取に最適! ハイス鋼で高耐久 6.35mm六角軸でインパクトドライバー対応〔スターエム〕No.5007 ハイス六角軸面取りカッター ビスを差し込むと・・・・ほら、ソールとほぼフラットに。 ノーズ側も同じように穴あけを終えると、次はバートン用のスライダー取り付けナットの穴を開けます。 今回は、鬼目ナットと付属のビス、そしてダボ用のナットで強度実験をしてダボ用のナットを埋め込むことにしました。 穴がソールまで行かないようにナットと同じふかさで止るようにガムテープをドリルに巻いておきます。 そして、バートンのスプリットボードのようにセンターから50ミリほどのところに、4つ埋め込みました。 ナットの間隔はバートン用のパーツのディスクの2穴開いているほうのピッチに合わせる必要があります。 よし! うまくいった! と思ったら、大きな落とし穴が・・・・。 さっきのパーツの写真をご覧ください。 確かに強度実験では引き抜きに一番強かったのはこのダボパーツだったのですが、実際ボルトでディスクを止めようとしたところ・・・・しまらない・・・・・ なんでー????? よーく観察してみると、そう埋め込みナットも一緒にまわってしまうのです・・・。 失敗です・・・ ソールのダメージを少なくしようと工夫したつもりでしたがダメでした。 後日、永井さんからアドバイスをもらって、付属のソール側から取り付ける爪つき皿ナットに変更をしました。 永井さんの「長いツアーのときの信頼性」という言葉が突き刺さりましたね。 また、ソール側から爪つき皿ナットを取り付けた後のリペアをエポキシボンドで行うというアドバイスもとても助かりました。 その作業の紹介はまた後日。 今日は落ち込んだまま作業終了。 やっぱり1号機は試作機的になりますね。 リスクが高い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.15 09:29:17
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