春の湯めぐり4・乗鞍高原温泉
いよいよ今回の温泉ツアーも最終日。朝食後、高山で有名な「宮川朝市」に出かけました。きのうまでの晴天ぽかぽか陽気とは打って変わって、朝から冷たい雨が・・・。こんな雨の日でも市はやっているのかと心配になりましたが、行ってみると10店くらい出店していてホッとしました。感じのいい、おばちゃんの店で有名な赤かぶの漬物や豆餅をおみやげに買ったら、「こんな雨の寒い日にありがとね。」といって50円おまけしてくれました。「こちらこそ、こんな日にも店を出しててくれてありがとう。」と気持ちをちゃんと伝えておけばよかったかなぁと今これを書きながら思いました。いい買い物ができて、心もあったかで高山をあとにしましたが,次第に雨はみぞれに変わり、飛騨古川に着いた頃にはすっかり雪になっていました。今頃、大牧温泉や白川郷は真っ白に雪化粧していることでしょう。朝霧たつ都「飛騨古川」は2002年連続テレビ小説「さくら」の舞台になった街で、雪が舞う中、主人公さくらの下宿先としてロケに使用された「三嶋和ろうそく店」や、さくらの通勤路としてロケされた「瀬戸川と白壁土蔵街」を見てまわりました。ネオ・ロマンを感じさせるとてもステキな街でした。すっかり体も冷えてしまったので、これから立ち寄るツアー最後の温泉「乗鞍高原温泉・湯けむり館」がますます楽しみになりました。以前、乗鞍高原国民休暇村に宿泊した際にこの「湯けむり館」の前を通ってちょっと気になっていた温泉です。乗鞍岳の中腹に湧く乳白色の天然温泉はイオウの香りがいっぱいで、お肌もスベスベ、美容にも効果があるそうです。樹齢500年の木曽サワラを使った木の香漂う桶風呂の大浴場も開放感のある露天風呂もオシャレな暖炉のある休憩室もすべてに感動でした。休憩室で見つけた「妖精たちの楽園」という「HANAフラワーパーク安曇野」のパンフレットがとてもきれいで、いつかそこへも行ってみたくなりました。乗鞍高原でランチしそこねて帰る途中、上田市郊外の以前何度行ってもお休みで縁のなかった大衆食堂「夢の家」にたまたま出たので今日こそはと思って入ったら、この日はちょうどハルユタカという良質な小麦粉とミネラル塩を使ったこの店自慢のこだわり塩ラーメンが半額の日で、「ジョイフル」399円で始まり半額「塩ラーメン」310円でランチを締めくくった4日間のよか旅でした。byみお☆Dome Paradise☆2004