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カテゴリ:読書
もう、怒らない 小池龍之介さんの本です。 何も考えずにただやるのが、一番疲れない 何かをなしとげるためには、欲望のエネルギーが必要だと考えられていますが、 それは、心の仕組みに対する勘違いです。 「ああしたい」「こうしたい」といったかたちで、欲望をつくることは、 目の前のやるべきことから意識を遠ざけ、集中力を喪失させてしまう性質を持っています。 仏道ではしばしば、「食べたいと思う必要はなくただ食べればよい。」「歩きたいと思う必要はなくただ歩けばよい。」などと煙に巻いたかのような言い方がされます。 仕事についても、同じことが言え、「仕事をしたい」とか、「仕事をしなくては」などと思うより、 何も考えずにただやるほうが、ずっと集中して充実して仕事ができるのです。 その仕事を始める前なら、「こうしたい」「ああしたい」と考えるのもかまわないでしょう。 しかし、一度仕事を始めたら、一瞬間、一瞬間において、 目の前のことだけを1つ1つ確実にやりましょう。 そうすると、頭で余計なことを考えたり、欲望によって心を乱されたりすることがありません。 心の表面が雑念によって乱されないので、何一つとしてストレスが存在しません。 ストレスが存在しないので、いつまでその仕事を続けても、 体も心もまったくといっていいほど、疲れを知らなくなることでしょう。 心が空っぽの状態=「空」 「空」の状態が維持できれば、このうえない充実感を味わえるとともに、 仕事へのモチベーションを絶えず維持することが可能になります。 これは、単に仕事やスポーツに限ったことではなく、 私たち生き物のありとあらゆる営みについて当てはまります。 確かに・・・・ お片付けを始めても、いろんなところが気になって、 一箇所をじっくりできなくなってしまったり・・・・ 子供の勉強だって、机に置かれたお人形や窓の景色が気になって、集中できなかったり・・・・ いろんなことに当てはまると思いました。 「もう、怒らない」は、私にとって少しハードルが高いので、 考えない練習 をじっくり読もうと思っています。 考える・・・・ということについては、 また、後日別の話を書こうと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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