カテゴリ:豆知識
最近の日記はいつも愚痴っぽくなっているので、たまには豆知識的なことも書こうと思い、
とりあえず思いつきで、身近なもので長距離(超距離)を創っちゃいましょう。 ホントはもっと書きたいんですが、書き続けていたらキリがないので、3つだけ。 ●1本のボールペンで引ける直線の長さ 1~2キロメートル前後 これはボールペンによっても違ってきて、長いものだと5キロも引けちゃうようです。 インクがでないイライラペンでも、実はまだ数メートルを力走するチカラが秘められているかもしれません。 現に私が今使っているボールペンは、最近インクでないな~と思い始めてから既に半年以上も使っています(ぇ。 ちなみに私が今使っている修正液(1代目)については、使えなくなったときのために予備の2代目を買っていたんですが、 今では2代目を使わずに6年以上の月日が流れています(ぉぃ。 文房具というものは使っても使い切れないほどの凄まじいパワーを持っているんですね。 ●ヒト(成人)1人の全部の血管の長さ 約90000キロメートル (=地球2周半) 血管といえば比較的太いものを思い浮かべがちですが、血管には毛細血管というミクロの支配者が存在します。 ほそーい毛細血管の1本1本に至るまでをたった1本に繋げたとき、その赤い糸はついに地球を結んでしまう。 つまり、我々自身が地球1周を望んでいなくても、我々の血液は既に地球を何周も駆け巡っているんですね。 我々の身体にギッシリと張り巡らされている、重役でありながら目されぬ毛細血管たちの大きな存在を知る瞬間です。 ちなみに毛細血管が存在しなければ、我々の身体は紙のように真っ白に見えていることでしょう。 我々の身体に帯びている赤みは、他でもなく毛細血管を流れる血液の色なんですね。 ●厚さ0.1ミリの紙を100回折りたたんだときの厚さ 約126765060022822940149670キロメートル (1267垓6506京22兆8229億4014万9670km) 別に私のノーミソがおかしくなったわけではないので、この数値入力はノーミスだと思います(何。 「光年」という長さの単位を知っていればの話ですが、これはおよそ134億光年で、実は観測上の宇宙半径に匹敵します。 厚さ0.1ミリの紙ってのは新聞紙よりも少し厚いくらいの紙で、そこらへんにある白い紙のイメージで結構ですが、 この紙を100回折りたたむと、その厚さは本当に天文学を超えた数字になります。 なんでこうなるのかまったく理解できないかもしれないので、ちょっと考えてみる。 厚さ0.1ミリの紙を1回折りたたむと、その厚さは2倍になるので0.2ミリ、2回目だとさらに2倍になるので0.4ミリに。 こんな感じでどんどん倍々していくと、3回目で0.8ミリ、4回目で1.6ミリ、5回目で3.2ミリ、6回目で6.4ミリ、 7回目で12.8ミリ=1.28センチ、8回目で2.56センチ、9回目で5.12センチ、10回目で10.24センチ……。 つまりペラペラの紙を10回たたむだけでも、その厚さはついに10センチを超えて、元の1000倍になっちゃうわけです。 それでもまだ信じられなければ、倍々しまくってください。 実は20回目で100メートルを超えて、30回目ではなんと100キロメートルを超えるんです。 厚さを倍々するだけで身近な単位とはバイバイしちゃいます(何。 (これは高校くらいで習う「指数関数」のグラフを知っていれば、なんとなく納得できるかもしれません。) だが、、、そこらへんにある紙では、ほんの10回折りたたむだけでも至難の業、というか不可能です;;(ティッシュでも) というのも、たたむうちにスキマや抵抗力が出てきて、厚さを測定する以前に深刻な問題が生じてきます。 そうしているうちに、どんなに手先が器用で怪力でも折ることが許されぬ紙の限界=神の限界に行き着きます。 地球を包み隠すほど大きな紙を用意しても、その数値をひねり出す前に、紙はダイヤモンドよりも硬くなっていることでしょう。 紙の厚さを宇宙規模にするんですから、その紙の面積が宇宙規模でもぜんぜん足りないわけです。 言ってみれば無限大の面積を持つ紙を用意しなければなりませんが、果たしてそれを折る人力はあるのか…? ってことで、これはあくまでも理論値です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月16日 13時06分43秒
[豆知識] カテゴリの最新記事
|