ヤノマミ族について
皆さま、こんばんは~大変ご無沙汰しておりますm(__)mお元気でお過ごしですか東京の空もすっかり春新緑が芽吹き始め、葉桜もまたいい感じですね一昨日の夜の話なのですが、シャワーを浴びてフ~ッと一息つきながら何気なくNHKにチャンネルを合わせてみるとものすごい映像が目に飛び込んできてなんかね・・・とにかく色々な意味で凄かった・・・番組名は「ヤノマミ族 ~ 奥アマゾン 原初の森に生きる ~」(アマゾン奥地で1万年以上、独自の文化・風習を守り続けている部族) まず飛び込んできた衝撃的な映像は、親サルから離れてしまった子ザルの口の中にあどけない顔した少女が、何度となく自分の唾液を入れ流していたシーン。「あなたのママはどこ?」「きっと私よ」まるで人間がサルを暗示にかけるかのような惑わせ方。なんだか、人間の知力の本当の始まりを見た気がしました。さらに衝撃的なシーンが、「出産シーン。」これがね・・・さらにさらに壮絶でして。一夫一妻制のヤノマミ族。それでも出産する女性の平均年齢はわずか14歳。普通にお腹も大きくなり、臨月となり、そして産む。ただし母となった女は出産直後すぐさま、普通という言葉ではくくれない決断をしなくてはならないのです。「我が子を生かすか」(今後も人間として育てるか)「死なすべきか」(精霊とみなし、天に返すか)・・もし精霊と判断した場合、生まれた直後へその緒がついたままバナナの葉にくるみ、白アリの巣窟につるし、子の肉を食べてもらうのです。そして焼き尽くす。・・・いや.....なんとも.....悲しいとか、切ないとか、どんな感情も湧き出る間もない程、ただただ呆然と、凄まじい光景に身体全体が硬直したまんまでした番組の最後に「ヤノマーミ、人間を意味する」というナレーションで締めくくられたのですが、果たしてこれが.....人間の原初に生きる姿なのですか??私は人類学について全く精通していませんが、現在2009年。人間の根源と成り得る部族が、いまだこの地球上に存在するという事に関しては「事実」なのですね。~ヤノマミ族~アマゾンの最深部に1万年以上、独自の文化・風習を守り続けている部族。欧米人に“最後の石器人”と呼ばれている。現在ヤノマミ族は2万人。40~200人で一つの集団を作り、ブラジルとベネズエラにまたがる広大なジャングルに分散して暮らしている。(NHKスペシャル...HPより)