僕は今、パワーストーンのお店をやってます。


口コミだけで注文を受けてる店舗を持たない、
不思議なお店です。

なぜ自分で石達を届ける仕事をしようと思ったの？
って話です。


僕はコンビニや１００円ショップでアルバイトを
していました。

でも全然みんなと同じように仕事を覚えられな
かったんです。
一生懸命自分なりにやったつもりです。２年も後に
入ってきた年下の後輩達より、仕事ができなくて
教えてもらう有り様。

集中力をアップさせようと、修行にも行きました。
心について独学で勉強して、仕事についての考え方
を本から学ぶ努力をしました。


「きっとみんなみたいに、テキパキ仕事できる男に
　なってやる！」


でも、みんなみたいになれませんでした。



いつも怒られ注意されて、自分が悪いので仕方あり
ません。いろんなことを言われました。冗談半分の
言葉も、陰で努力してた僕にとっては辛いことも
あります。

他にも色んなバイトをしました。でもどこへ行っても
不甲斐なさで劣等感と、自己嫌悪がつもるばかり。


「お前使えねぇなぁ！頭悪すぎるよ！何言ってるのか
　意味わからない！あっ、お前いたんだ？可愛そうな
　やつだね。死んでよ。」

色々なバイトで色々なことを言われました。



「俺は何なんだろう。なんでみんなと同じようにでき
　ないんだろう。こんな価値の無い人間は迷惑になる
　ばかりだ。。」


そして大学の就職活動シーズン、同級生達は企業への
就職が決まっていきます。

「俺、みんなと一緒に就職してもなぁ。。。どうしよう。」

悩んだあげく


「そうだ！俺みたいな駄目な奴が、人を励ます仕事を
　したら勇気出してくれる人がいるかもしれない！
　
　小さい頃から石が好きだ。
　石と一緒に手描きのメッセージをつけて届ける店を
　やろう☆下手くそな字で、一生懸命愛情を込めよう。」


こうやってスタートしました（笑）
その後すぐ大学も中退して、自分の道を今も歩いています。


これを読んでくれたあなたに、良いことがいっぱいあり
ますように
　　　　　パワーストーンブレス大好きディッキーより

バラティエ