何年か前に読んだ本で、名前もはっきり覚えていない。


でももう一度読みたい本があるんです。

絵本にもなっているらしいです。



干潟のおじさん。

彼は実在の人物で、故郷の干潟がひどいゴミの山になっている

のを見てショックを受け、たった一人で昔の綺麗な姿を取り

戻そうとした男の話。




ところが住民達にとっては、せっかくの便利なゴミ捨て場を無く

そうとするただの邪魔者でしかなかった。




ただひたすら手作業で綺麗にしようと努力する日々。

隣では業者のトラックまで来てさらに大量のゴミが捨てられて

いく現実。



地域に訴えていこうとベニヤ板で『干潟を取り戻そう』の

メッセージを書いた看板を何十本も作り、立てた。



次の日。




ボロボロに壊された看板たちが転がっていた。




めげずに看板を一つ一つ作り直す。





ペンキで軽自動車に昔の風景の絵を描いて街を走り回り。


新聞配達の仕事の後、またすぐに干潟へと向かう。


待っているのは地域住民からのバッシング。




それでも立ち向かい続けた彼の物語は感動を呼び、絵本になりました。





今日もあなたに、良いことがたくさんありますように
　　　　　パワーストーンブレス大好きディッキーより
　　　　　バラティエ