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トルコのミニ情報~キリムから料理まで 日本から、飛行機で約12時間。 私の大好きな国、トルコがあります。 ここでは、「世界の三大料理」トルコ料理の情報と、 トルコの伝統的なラグ(敷物)であるキリムを中心に、 私のトルコ旅行記なんかも交えながら、ツアーでは体験できないトルコ情報をご紹介したいと思います。 基本的にめんどくさがりなので、遅々とした更新になると思いますが、 見捨てずにおつきあいください(・・;
カテゴリ:雑談
はあ・・・。お久し振りです・・。
無気力なキタノウミです・・。 理由は・・・・・。 最近相方が転職し、月の半分以上、出張で家を開ける様になってしまった。 それが無気力の原因らしい。 一人だと、料理を作る気がしない。栄養状態は最悪である。 一人暮しの時は、結構自分の為に作ってたのに、一人増え、いつもいる人がいなくなると、こんなカンジになってしまった。 ひどいときなど、やきそばの玉を野菜も何も入れずソースで炒めて、ソバだけ食べたことがある。 その時は、さすがに自分に謝りました。すみません、もうしません・・。 そういや父がいない時、母も思いっきり手を抜いていて不思議だったが、そういうことだったのか・・。なあるほどー。 まあ、食事の支度と言うのは、多い人は1年365日、1日3回しなければならないわけで、その係の人間にとっては結構負担である。 と、思う。ずぼらな私を基準にしてて申し訳ないが・・。 というわけで、トルコ料理も最近作ってない、キタノウミである。 いかん、いかん、いかん、いかん、いかん~~~~~~~~~。 というわけでだらけっぷり満開の今日この頃、みなさま如何お過ごしですか。 ところでいきなり今日の本題に入りますが、 ちょっと前になるのだが、トルコ人の友人と一緒にテレビを見ていたことがあった。 なんの番組だか忘れたけど、その番組を見ていた友人がぽつりと一言、 「時々さー日本人て、神様が人間は頑張ればここまで出来るってことを、他の人間に教える為に作ったんじゃないかと思うんだ。」 一瞬、なにを言われたのか分からなかった。 「な、なに・・?」数秒後、なにやらすごいことを言われたらしいことが、ようやく解りかなりうろたえた。 彼は、トルコ人には珍しく、あまりお世辞の得意なタイプではない。 いや、もちろん儀礼的な意味でのお世辞は言うけど。 「髪型どう?」「似合ってますよ」くらいのは。 逆にいつも私とは、日本やトルコの問題点を歯に衣着せぬ調子で話している。 本音を言い合える親友のような友達なのだ。 テレビがその時映していたのは、平城京のジオラマだった。 細かく精緻に作られた。その細かさに彼は見入っていた。 もちろんそんなものは、他の国にもあるだろうし、テレビで映っていたものが特にすごいものとは、私は感じなかった。 ジオラマ作りのバイトは学生時代にしたことがあるが、それはそれなりに大変だった。細かくて。 でも、私はジオラマよりもっと細かい細工の工芸品を知ってるし、 そのジオラマは日本の美術系の学生なら作ってしまえるレベルのものだった。 でも、彼はそれを見て、今まで日本で見て来た様々なものを思い起こしたようだった。 日本庭園の陰影、美しく盛り付けられた料理、和菓子の色合いと形、錦に刻まれた細かい刺繍、蒔絵のきらめき・・・。 どんなものにも手を抜くことのない、日本人の完璧な仕事・・。 彼は芸術的な素養があって、日本についてもその方面に特に関心が高いようである。 特にテレビで日本庭園が映ると、真剣に見入っている。 同時に盆栽展などに連れて行くと、めちゃめちゃ喜ぶ(笑)。 ついでに、納豆と梅干し、ワサビが大好きで、日本人と食事に行く時は、 自分の箸の口をつけてない方へひっくりかえして、大皿から料理をとる(笑)。 彼ほど日本文化を愛するトルコ人を見たことがない(笑)。 だからと言って、彼がトルコを忘れてしまったのかというとそうではなく、 オスマン‐トルコ時代の文化を捨て去ってしまった現代のトルコの姿を嘆いてる。 多分、彼はトルコも日本と同じ様に古いものも大事にして、 自分達の精神を形作るものの元の形を、残して欲しかったのだろうと思う。 文化として。 彼は日本人が新しいものを作りつつ、古い伝統的なものも驚くほどよく残していて、 それと同時に古いものから又新しいものを作りだしている様子を感嘆しながら見ている。 「神が人間は頑張ればここまで出来るってことを、他の人間に教える為に日本人を作ったんじゃないかと思う」 そんなことを彼に思わせてくれた、職人さんや日々黙々と働いている皆さん。 お疲れ様です。そしてありがとう。 やる気なし・・とか言ってないで、私も頑張らんとだめだな、こりゃ(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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