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テーマ:森林・林業について(14)
カテゴリ:マウンテンバイクと山
マウンテンバイクってやっぱ山で走ることに一番の楽しみがあるが、実際にマウンテンバイクで走れる山道なんてどこにあるかわからない。遊歩道を走ってハイカーさんにぶつかったという事例もあるし、遊歩道でなくてもハイカーさんに危険な思いをさせて進入禁止になっている事例もある。
もともと山にある道っていうのは、遊歩道、登山道、作業道、といった感じでマウンテンバイクのためにある道ではないため、僕らMTBライダーってのは「走らせてもらう」という気持ちを持つことが大切と言われている。たしかにそうだと思う。 一方で、山道っていうのは自然の中にあるんだから、誰も通らないとやがて草や木々に食いつぶされ、道でなくなってしまう。道がなくなってしまうと人が入らなくなり、森に手が入らなくなる。今の日本の山はほとんどが人の手が加えられた森だ。そういう森ってのは人の手によって手入れをしてやらないと荒れ果ててしまうんだって。 昔と違い今は燃料も木材も肥料もホームセンターで手に入る。山に入る必要が無い。誰にも手をかけてもらえない山は荒れ果て、動植物は特定のものしか生き残れない、そんな状況が良く見られるんだって。 山にとっては、もっと人が入って手を加えてほしいんだって。もちろん、ゴミを捨てたり、バイクで山肌を削ったりする人じゃなくて、ちょっとしたマナーを心得ている人。 林業を営む人も多くないから人工林でも放置されている場所はたくさんある。一度人の手で作られた森はなかなか自然のようには戻らないし、それどころか自然治癒能力も低く災害を起こしやすいだって。(場合による) 今オレが興味あるのはマウンテンバイクを上手く使って森と仲良くやっていけないかってこと。オレはもっと山を走りたいし、山はもっと人の手を借りたい。お互い上手く絡み合っていけたら良いなと、ちょっと勉強中です。 山に行った日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.19 23:50:28
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