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自分が所属している大学の学部名を言っただけでウーフのお父様の怒りを買ってしまった僕。お父様とのすれ違いはこの後も続くのですがその話は今回はお休み。今回はそのことと平行して進行中だったもうひとつの苦難を紹介させてください!!
お父様に連れて行っていただいた和食店はカウンターの中に巨大な水槽があって、その中に調理する魚が泳いでいるという高級な場所でした。値段も頼み方もよく分からないのでお父様のお任せに。「ここはイカの刺身が美味しいんだよ~」ということでまずはそれをオーダー。 そして出てきたイカの刺身を見てびっくり!何とイカいっぱいを使った巨大なお造りなのでした!「さ、遠慮なく食べて食べて」。確かに甘くて美味しい。しかしこの量を3人で片づけるの?しかもさっきから食べているのは僕とウーフでお父様はビールばかり飲んでる・・・。しかも「あ、本当だ、すごく美味しいですね」と言ったら、「そうか?ここはこれも美味しいんだぞ」と焼き魚や煮魚を頼むは頼むは。そして最後のおもむろに「じゃあ"俺には"この焼き魚を」 え~!!"俺には"って、じゃあそれまでに頼んだのは全部僕とウーフの分ですか???う~む、美味しいと言ってしまった手前残すこともできないし、どうしよう?もう仕方ないからひたすらに食べてました。イカの後何が出てきたか覚えてないくらい・・・。 それでも高校時代の食べ放題屋以来の頑張りでどうにか目の前の皿は完食。ウーフと二人で「やったね、よかったね」と目で合図し、達成感で満ち溢れていました。ところがその時でした。 「食べ終わったのか?じゃあこれも食べていいから」 と言ってお父様が僕の目の前に置いたのは、ほとんど手付かずの"俺には"の焼き魚。僕はこの時、ぶっ倒れそうになりました。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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