下町をゆく! SOUL BARを求めて~両国編~
ココ最近、自分の中でソウル・バーが気になってます以前、総武線に乗っているときふと,外を眺めていると“SOUL BAR”なる看板が突然目に飛び込んできた!雑居ビルの5Fくらいのところで、何やら匂うその夜、PCで検索をかけてみると、結構な数のソウルバーが存在する事が判明しましたし自称音楽人間としては,知らなかったお店がいっぱい在り過ぎて情けないやら、うれしいやらこうなったら都内近郊の店を制覇してやる!てな具合の勢いでいたのですが、いつもの如く暫く忘れてました今日秋葉原に行く用事があったので行ってきました!両国へまずは、両国ステーションセンター内の和食・居酒屋さんでお約束の小ちゃんこ鍋定食を注文メニューを見ると、そこには地ビールが載ってるではありませんかこくのあるタイプのビールを注文、これが美味い!ここの地ビール3種類あってちょっとオススメです腹ごしらえをすませて、いざソウル・バーへそのビルには,あの有名力士さん相撲部屋とちゃんこ料理屋さんが入っていましたビルの裏側の入り口からエレベーターにのり5Fへすると中から中年の訳あり風のカップルがほろ酔いででてきた女「1人いくらだったかしら」男「3000円くらいかな」女「雰囲気楽しいんだけど、チョット高いわよねひとり2,3杯くらいなのに」男「チャージがあるんだよ」女「そうよね、居酒屋と違っていい感じだからね」店前のイヴェント・フライヤーを見るフリをしながらその会話を聴いて一瞬入るのをためらった“高い”“チャージ”“その2人”の以上3つの点からだ今日も1人だしソウル・バーって言うとオヤジってイメージだしパパイヤ鈴木似の人ばっかりだったらどしよう今日は平日、常連しかいなかったら肩身が狭いしなぁまた今度にしよう!とおもったときに、2人組みの男の人がスーと入っていった30歳前後、自由業、ガテン系、チャ髪、ライトな感じこんな人たちがいるんだったら大丈夫かも気を取り直して黒いドアを開ける********************おっ、80年代っぽいディスコ・ミュージックが流れてる入ってすぐ右手にDJブースがあり正面は黒いバー・カウンターがどっしりと構えているすぐにDJの人が話し掛けてきたDJ「お一人様ですか」HIGE「はい」DJ「今,カウンター空けますので」HIGE「はい」カウンターにはさっきの2人もう1組被り物ありの杉作J太郎系の男性2人と1人もくもくとBRIOを読む40代後半と思しきサラリーマンとMDを聴きながらブレイクダンスを椅子に座ったまま踊る30才前後の謎の坊主頭の男性奥には団体サラリーマンやその他と言った感じ坊主頭さんと外で見た2人の間に座ったカウンターのモニターではブラック・ムービーの「ソウル・フード」が流れているチンザノのハーフ&ハーフを頼んだ奥にはビリヤード台がありサラリーマン達が勝負を賭けて盛り上がっているバーテン「はい、お待たせしました」おっ、ロック・グラスが大きい!チンザノたっぷり入ってます良心的です。バーテンの方もDJの方も見た目と違って(ゴメンなさい)すごく丁寧で優しい感じではきはきしてて驚きですすごく居心地が良いです思わず2杯目“レッド・アイ”を頼んでいる自分がBGMはアリーヤ、ブランディー、メアリーJブライジ、ザップ、レイクサイド、ハービー・ハンコック、キャメオ、フィニス・ヘンダーソン、シェリル・リン、チャカ・カーン、Dトレイン、ジャクソン5、マービン・ゲイ、ケニー・バーク、メリー・ジェーン・ガールズ、ジェイムス・ブラウンなどなど書ききれない60年代から04年まで網羅した選曲はブラック・ミュージック好きにはたまらないです残念ながら時間もないのでお会計をすると約1800円。チャージは500円くらいでしょうかサービスとお酒と音楽を考えたら全然リーズナブルですまた、いい店を見つけちゃいましたBGM:OHIO PLAYERS/SWEET STICKY THING