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テーマ:特撮について喋ろう♪(4734)
カテゴリ:映画音楽
最近はめっきり”あなたの知らない世界”的な心霊・怪奇番組が放送されなくなってていわゆる夏の風物詩のひとつが完全に消滅してしまったわけだが僅かにCS放送では『エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ』(CS301)がひとり気を吐いてる状況である
そんな中、今月8日から時代劇専門チャンネルで大映が誇る名作『妖怪三部作』が連日放映されることが決定している ⇒ 時代劇専門チャンネル 過去にもこのブログで散々書いているがこの大映妖怪シリーズは同じく大映の『大魔神』三部作と双璧をなす名作なので観てない人は死ぬまでに是非観てほしい ⇒ 大映 妖怪三部作 ⇒ コワクナイ 大映妖怪シリーズ 其の壱 ⇒ 渡辺宙明さん 「百鬼夜行」 ⇒ 【大映妖怪三部作】 妖怪大戦争 【ダイモンの眼力】 とりあえず来週の水曜日(7月8日)放送の『妖怪百物語』を観よう! この映画はシリーズ第一弾で非常にシリアスな内容である 言ってみれば”妖怪たちによる勧善懲悪の時代劇”なのだ これはマジで痛快 八代目林家正蔵師匠がご本人役で百物語の語り手をする場面から始まる(こぶ平は九代目) 正に”怪談話が上手かった”という師匠の面目躍如である この国宝級の語りが映画で堪能できるのは嬉しい (ちなみにこの八代目、この年に紫綬褒章を受章している@73歳) 主役は藤巻潤さん(アデランスのCMの印象が強い)だが脇役で若き平泉成さん(当時23歳)がピチピチの演技をしてるのが新鮮 しゃべり方も声も今と全然違う(笑) ←必見 あと、忘れちゃいけないのがから傘と共演したルーキー新一さんの存在感 このシーンは暗い内容のこの映画に新鮮な笑いという風を吹き込んだ名場面である 渡辺宙明さんの音楽もコミカルなシーンにひと役買っている しかしこの映画が封切された1968年(昭和43年)以降、彼は谷底へ落ちるかのような転落人生を歩むことになる その年暴行と恐喝の罪で執行猶予付きの有罪判決を受ける 元々1965年に吉本を退社、以後干されることとなってしまう これはもがき苦しんでいた頃(1973年)にリリースされたシングル盤 それでもなかなか芽が出ず関東へ転出 しかし吉本の圧力は続き私生活では酒浸りとなり1980年衰弱死してしまう (以上Wikipediaより) あの一世風靡した両手で乳首をつまんでクネクネしながら”イヤーン、イヤーン”と言うギャグを残し我々の前から姿を消していった これは正に吉本の光と影だな、、、、 ふぅ~ そんな気持ちで観るのもあれだが『妖怪百物語』は絶対観てね♪ (←笑) 【妖怪百物語 予告篇】 妖怪百物語 [ 藤巻潤 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月03日 13時57分50秒
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