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テーマ:夏休みの思い出♪(306)
カテゴリ:戯言
もう時効だから書くよ
あれはボクが社会人になって初めての夏だった、、、、 某貿易会社に就職したボクはまだ右も左もわからないボンボンで地に足が着いていない状態の毎日を過ごしていた とりあえずデスク仕事の前に研修と称して水産加工工場で体を張った仕事をしていた パートのおb…お姉さま方が10数人にボクら男社員が3人という小さな工場だった ここでは海外からの水産物(主に冷凍)を扱っていてそれを検品したり箱詰めしたりするのだが、冷凍焼け防止のため一度氷水に潜らせ品質を日本仕様にしたりする作業がありこれが本当に重労働だった このおかげで一気に筋肉質になった(肉体改造) 汗びっしょりの毎日だった(冷凍品なので工場内は非常に寒いにも関わらず) さて、この工場の責任者が非常にクセの強い人だった 年齢は5つくらい上だったと思う(若い) 髪はリーゼント、車はマツダのルーチェ(ロータリー)、話し言葉は巻き舌で完全に仕上がっていたのだが、背が低くて風貌の割りに威圧感はなかった(笑) ボクは大人しかったからか非常に気に入られてて夏休みの日に海に行こうと誘われたんだ 敵にしたら厄介な人なので二つ返事で行く事に、、、、 当日がやってきた ボクは愛車トレノで工場まで行き暫く待っていると先輩がいつもの白いルーチェでやってきた ……あれ? 隣に女性を連れているぞ? よく見たら後部座席にもいる ひとりは先輩の彼女でもうひとりはウチの本社の社員(経理)だった この時はじめて4人で行く事を知った 先輩の車で某港まで行き、そこから小型船で某島まで行った ちゃんと宿も予約してあってボクは(新入社員のくせに)至れり尽くせり状態だった ところで一応ご報告までに紹介しておくと先輩の彼女は細身でスタイルは良いが顔がね、、、小松方正さんにソックリでさ、ビックリしたわけ(苦笑) まぁでもすごく社交的で明るいいい子だった もうひとりの子はこちらも細身でね、更に顔が松本伊代ちゃんに似てて可愛かったんだ 先輩めっちゃ良い人♪って感謝したよ ちょうどボクは彼女と別れたばかりだったしね さて、昼間は海辺でワイワイしたり散歩したりして過ごしたが狭い島なのでやる事も無く早めの晩ご飯を食べて4人の宴会が始まった ボクは下戸なので1杯で真っ赤(笑) 他の3人は結構飲んでたなぁ~ 気付くと先輩と伊代ちゃんがいなくなったんだ 長いトイレだなぁ~くらいに思ってたら先輩の彼女が酔いに乗じてボクに迫ってきたわけ うわっ!? 冗談と思ったらマジだった ”先輩の女だからって遠慮しなくていいのよ” ←悪魔の囁き 徐々に小松方正が近づいてくる 残念ながら2度ほど唇を奪われた 何とか話を逸らしているうちに2人が戻ってきた 助かった!! てか普通なら先輩と彼女が抜けるのなら理解できるが、、、、なんだったんだ、この時間!? そうこうしてる内に就寝時間に。。。。 ここは当然ながら先輩と彼女がひとつの布団に(ハート) 残ったボクらは、、、、布団はひとつしか残ってなくてね まぁ仲良く一緒に寝たわけですよ ボクは真面目人間だったので何もせず寝ようとしていると伊代ちゃんがボクを引き寄せたんです ビックリしたーーッッ! と思った瞬間 唇を奪われた マジですって!! 頭が真っ白になったんだけど冷静に考えてみればボクも伊代ちゃんもフリーだったので別に成り行きで良いんじゃないか、と思い今度はボクから、、、、(ハート) 結論から言うと(笑)その日はそこまで 一応ボクもオトコの子なのでもう少し先までと思ったが軽く拒否られたのでそのまま就寝 んで、その後のデートもなく(え、これって誘えばよかったの??)結果ちょっと控えめなワンナイト・カーニバルだったというお話 翌朝、港に出た時のことーーーーー ボク< 海の匂いがするね♪ 方正< え、ヤダ♪(照れる) ボク< え、なんで? 海の匂いするじゃん 方正< あ、海か(笑) フミ(伊代ちゃんの本名)の匂いって聞こえたから♪(笑) どうやらボクがまだ一緒に寝た伊代ちゃんの残り香を楽しんでいると勘違いしたようだ 一同大爆笑 【Queen - Seaside Rendezvouz (A Night At The Opera 30th Anniversary, 2005)】 その1年後、伊代ちゃんは同僚の経理社員と結婚をした、、、、というオチ 祝福♪(拍手) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月24日 10時49分19秒
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