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テーマ:クラシックロック(754)
カテゴリ:ミュージシャン
さて、バンドが有名になる以前のレコードをまとめたCD(BOXセット等)が出るようになってボクら途中からハードロック少年になった身にとっては本当にありがたいわけ
例えばこれなんか相当嬉しいCDだったんだ 『THE DECCA YRSRS : Best Of 1970 - 1973』と題された初期の2枚組ベスト盤 文字通り大ブレイクしたクリサリス時代以前の作品で占められている 正確に言うとDECCAレコード以外の作品も収録されていて、彼らが最初に契約したBeaconレコード名義の作品やクリサリスからリリースされたシングル盤(ギターはマイケルさん)も収録されている 若いロックファンの中にはクリサリスからリリースされた『現象』(1974年)がデビュー作だと思っている人もいるんじゃないかな そう、彼らも実は1969年に結成されたハードロック第1世代なのだ(1968年とも言われている) サウンドを聴くとそれが証明されている 【UFO - Boogie (1970)】 完全に60年代のそれである しかしボーカルのフィル・モグさんは最初からフィル・モグのまんまだなぁ~(当たり前 笑) それにリズム隊の2人を加えた3人は長年UFOの根幹を支えた盟友である 2枚目のアルバムは《One Hour Space Rock》というキャッチフレーズを携えてリリースされた 確かにその名の通りのサウンドで非常に不思議な雰囲気を持った作品だった(1971年) 【Star Storm (Remastered)】 プログレ・ファンには受けたとか受けなかったとか、、、、 イントロなんかはツェッペリンのあの曲っぽいね ミック・ボルトンのギターはボクは嫌いじゃない 【Flying (Remastered)】 これも長尺なスペースロックでプログレ好きなロックファンには喜ばれたが普通のハードロック・ファンにとっては厳しい修行のような忍耐力が必要だった まぁそんなこともあり(?)初代ギタリストのミック・ボルトンがツアー中に失踪! 当時スコーピオンズのメンバーでもありUFOのサポートメンバーでもあったマイケル・シェンカーがその代役を務めた 結局ミックさんはその後脱退しギタリストを失ったUFOはメンバー探しを始めたが結局最後にはマイケル・シェンカーを正式に受け入れた(ちなみにその間のギタリストとしてあのホワイトスネイクのバーニー・マースデンも加入していた 驚!) サポートメンバーだったマイケルさんがすぐに加入できなかったのは多分ドイツ語しか話せないという言葉の問題だったんだと思う(薬物の事は当時からやっていたのかどうかは知らないケド) とまぁそんな紆余曲折もありつつ見事クリサリス・レコードに移籍して大ヒットを飛ばすのであった、、、(続く) 輸入盤 UFO / BEST OF THE DECCA YEARS 1970-1973 [2CD] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月23日 21時27分05秒
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