カテゴリ:小説情報
『ところで鬼ヶ島を脱出してから何日経った?』 雉は桃に問いました 『大体…二週間ほどか?』 『…おかしいのォ』 戌井は首を傾げました 『何がおかしい?』 『二週間も経っているんだろう? 鬼が攻めてくるにしては遅すぎやしないか?』 村の真ん中で四人は足を止めました 『お客さ~ん』 後ろから青年が走ってきました 『お勘定が足りません』 甘味所から走ってきたのでしょう 『そうか…そら、コレで足りるだろう』 戌井は銭を差し出しました しかし、青年は姿を消しました それと同時に青年は小刀を桃の首元に突き立てました 『こちらでお勘定させていただきます』 ようやく展開していったね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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