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カテゴリ:子育て・教育
106歳だという。 数年前、宮崎管主のお話を聴く機会があった。 内容は忘れたし、声が小さくて何をおっしゃっているのか よくわからない部分も多かったが、印象に残る方だった。 弟子たちに抱えられて車椅子(?)ごと 演壇に上がった姿はちょっと痛々しげだった。 けさの訃報のニュースでちらりと管主のお言葉が耳に入った。 「褒められても、褒められなくても、するべきことをして 黙って去っていく。それが実行であり、教えであり、真理である」 調べてみたらN@Kの番組に出られた時のDVDがあった。 永平寺78代住職 宮崎奕保禅師(104歳)語録 ≪「104歳の禅師」より≫ ・自然は立派やね わたしは日記をつけておるけれども 何月何日に花が咲いた 何月何日に虫が鳴いた ほとんど違わない 規則正しい そういうのが法だ 法にかなったのが大自然や 法にかなっておる だから 自然の法則をまねて人間が暮らす 人間の欲望に従っては迷いの世界だ 真理を黙って実行するというのが 大自然だ 誰に褒められるということも思わんし これだけのことをしたら これだけの報酬が もらえるということもない 時が来たならば ちゃんと花が咲き そして黙って 褒められても褒められんでも すべきことをして 黙って去っていく そういうのが実行であり 教えであり 真理だ ・平気で生きておることは難しい 死ぬときが来たら死んだらいいんや 平気で生きておれるときは 平気で生きておったらいいんや このお言葉を心に刻んで生きたいものだが、 なかなかここまで悟るのには人間が小さすぎるようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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