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テーマ:映画館で観た映画(8562)
カテゴリ:読書・映画・演劇・音楽
映画「おくりびと」を観て来た。
アカデミー賞を受賞したので映画館は大賑わい。 メディアの取材もあったようで。 納棺師の映画というので、さぞ暗い映画かと思いきや、 意外と笑わせてくれ、最後には泣かせられた。 本木君がちょっと気の弱い、でも人間味のある役柄を演じている。 納棺師の仕事は初めて見るが、日本古来の武道や作法といった文化を感じる。 広末涼子だけはちょっとかわいすぎる気がするが、 他はそれぞれの配役にぴったりはまっている。 また全編を通じて流れるチェロ、水田から飛び立つ白鳥、 川を遡上する鮭、そして川原の石ころ。 こうした道具立てもまたいい味を添えている。 人の死は終わりでなく、次への門出。 それぞれの世代がそれぞれの見方の出来る、秀逸な映画だと思った。 AIの歌う「おくりびと」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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