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カテゴリ:読書・映画・演劇・音楽
文系、理系という分類をするのは日本だけのようで。
文系理系それぞれに偏らず、文理融合の考え方を身につけるよう勧める本。 文系バカの特徴の一つとして、 「テレビや雑誌などメディアの情報をすぐに鵜呑みにしてしまい 自分で考えたり、調べたりしない人が多い」と言う。 血液型占いを信じる人、アルカリイオン水、マイナスイオンといったカタカナ語をありがたがるのは文系バカ。 文系かどうかはわからないが、最近、この手の人間が目に付くのは確か。 また著者が言うように、マスコミの人材が文系に偏っているのは問題だと思う。 極端な例だとは思うけど、地球温暖化の番組の取材で 「化石燃料って何ですか?」と真顔で聞かれたという。 (でもこれって、文系理系関係なく、ただの一般常識の欠如か・・) 物理学や地学を学ぶ学生が減っているのは、将来の日本のモノ作りや、地震学の発展の見地から憂うべきだとしている。 各自で出来る文理融合の方法として、文系は科学書をもっと読め、 理系はフィクションを楽しめ、また情報は疑ってかかれ・・など常識的なことで締めくくられている。 文系理系の選択で迷う高校生や、大学生に勧めたい本。 理系バカと文系バカ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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