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2009.09.05
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カテゴリ:交流
この2週間で3人の方の命を見送った。

近くの親戚は、持病こそ抱えていたが、そこそこ元気だった。
体調が悪いので医者に行こうかと言っていた矢先、家人の目の前で倒れた。
ある意味、幸せな逝き方だったかも知れない。
しかし、葬儀では残された親族の一部が(金銭の絡まない)些細なことで仲たがい。
何でも遠慮なく言えるきょうだいだからこそ、とも思うが、
故人はあの世で苦笑いしているに違いない。


二人目は、なんとも言葉にならないほど悲しい出来事だった。
まだ幼いこの子の葬儀には400人もの参列者があった。
親の知り合いではあるが、亡くなった彼を仲間と認める人たちが、
手作りのお悔やみの集まりを催した。
今でも亡くなったことを信じたくない気持ちだが、
たった3年間にこれだけ多くの人に笑顔を振りまき、
幸せを与えて生き切った彼。
両親はこれからもこの子の成長とともに歩んで行きたいと言った。
「今日はこの子の門出」


そして幼子を送り出したその夜、ある人が自ら命を絶った。
ずっと苦しんでいて、ついに妻と幼い子を残して旅立ってしまった。
本人とは面識がないが、優しいいいヤツだったという。
やっとゆっくり休めると思っているのだろうか。
周りからのサポートもあったはずなのに、残念。
残された妻子のことがとても心配。


人は誕生の瞬間から死に向かって歩いていくが、
普段はそれを忘れて生きている。
生き方は逝き方。

合掌





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Last updated  2009.09.05 21:28:02
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