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カテゴリ:旅
タージマハールの手本になったといわれる、ニューデリーにあるユネスコ世界遺産のフマユーン廟。皇帝が不慮の死をとげ、それを嘆き悲しんだお妃が建てたという霊廟。赤いレンガや白い大理石、幾何学模様の象嵌細工が美しい。写真には撮れなかったけれど、緑色のインコが飛んでいた。(携帯で撮ったせいか、なんだか傾いている・・) 下の写真、上のほうには三角形を二つ組み合わせたマークがある。一見するとユダヤ教のダビデの星だが、中にハスの花を模った彫刻が見える。ハスの花といえば、仏教やヒンズー教のシンボル。イスラム文化とうまく融合しているということか。 霊廟の階段を上ると広いテラスのようになっていて、建物を囲んでいる。柵が低いので、上から下を覗き込むと落ちてしまいそう。
広大な敷地に建つ霊廟の外には四角い庭がシンメトリカルに並ぶ。
アメリカ人二人と、そのうちの一人の知り合いで、現地に在住するフランス人と4人で行ったが、チケットブースでちょっとしたトラブルが・・・フランス人の彼女は在住許可証を持っているので、入場料が安い。でも我々外国人は高い料金を払わされる。フランス人の彼女も外国人旅行者だと思い込んだチケット係りが高いほうの金額を言ってきたらしく、しばらく押し問答。結局、証明書を見せて彼女は地元料金。こういうところはインド人は抜け目ない。中に入っても親切に説明してくれると思ったら、チップ目当てらしく、フランス人の彼女がチップを払ってくれた。ここでチップをもらいながらでも生活していける人たちはまだ恵まれているんだろうか。 この日は出張中、唯一の休みの日だったので、初対面の彼女の好意に甘え、市内をぐるりと走り、主要な観光スポットを見せてもらった。ダシェラ祭りの日だったので、店は閉まっているし、公共の施設も休みが多かった。 街を車で走っているときに、トラックの荷台にドゥルガー神像らしきものを載せたオレンジ色のシャツの一団をいくつも見かけたが、残念ながら写真は撮れなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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