『来年の日米安全保障条約改定50周年に向け、「日米同盟の深化」を目指して日米両政府が始めることにしていた新たな協議について、米政府が「延期」の意向を日本政府に通告してきたことが8日、政府関係者の話でわかった。(中略)
同盟深化のための協議は、先月13日の日米首脳会談で鳩山首相が提案し、オバマ大統領が同意。来年11月に予定される大統領の再来日まで、1年間かけて議論を進めることになっていた。
首相は大統領との共同記者会見で、「日米同盟は安全保障のみに限らない」と述べ、防災、医療、教育など幅広い日米協力を重視する形での同盟の再構築を目 指すとした。また、日米地位協定や在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の見直しも日本側が提起するとみられていた。
協議は、1996年の日米安保共同宣言に続く、新たな共同宣言を出すことを目指していたが、鳩山政権が普天間移設問題をこのまま先送りした場合、新共同宣言の策定も困難になる可能性が強まっている。
オバマ政権の極めて厳しい姿勢が明らかになったことで、首相が望んでいる、コペンハーゲンでの国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)首脳級会合(17、18両日)の際の日米首脳会談の実現も、調整の難航が予想される 。』
だそうで。そもそも政府間で正式に署名した合意を政権が変わったからと言って簡単に覆して良いものか。すでに米国との信頼関係は壊滅状態。COP15での米とのバイ会談も拒否されるんじゃないかなぁ。
鳩山政権は長期ビジョンも戦略もなにもなく思いつきの政策を打ち出し国民ウケのパフォーマンスを行い、議論を尽くさず結論は先延ばし、決断においては優先順位を違え、日本の方向性を慎重に考えるより政権維持と選挙対策を優先する。。献金疑惑も人ごとのよう、金銭感覚も一般庶民とはかけ離れている。こんな人に政権を譲り渡しただらしない自民党、そしてマニフェストや政策INDEXを検討もせず、政権交代をさも輝かしい未来のようにうたうマスコミに踊らされ民主に投票したバカな国民。いやはやこの先どうなることやら。。